コーヒーの"コク"を考える。
週末は台風ですね。こんなときは遠出せずにお家でコーヒーを飲んでゆっくり過ごすのが吉です。
以前にコーヒーの甘さについて投稿したのですが、今回は考えはじめると結構謎な味 コク について探っていきたいと思います。
まぁしかしわからないことはとりあえず検索してみるほうなのでチラッとグーグルを見てみたらwikiにコク味という項目がありました。以下抜粋。
とこんな感じなのですが、やはり注目は1行目の明確な定義はないという宣言です。甘味・うま味・苦味・塩味・酸味の五味はそれぞれの味も明確で、
酸味なら お酢
塩味なら 精製塩
甘味なら グラニュー糖
旨味なら うま味調味料
苦味なら 無糖のチョコレート
など、その味を代表するような食品に置き換えて考えることもできますよね。
しかし
コク味なら "?"
コクを代表する食品ってありそうでない。ぱっと思いついてバーモントカレー(CMありき)だけどこれはもうカレー味ですね。笑
やっぱりコク味っていうシンプルなものは存在しないんですね。
引用文に戻りまして、コクは五味の総和と香り・食感・濃厚感・複雑さを併せ持つということと、最後に美味しさとは必ずしも相関関係じゃないよということになっています。ふむふむ。
コーヒーでもコクを評価することがよくあるので、実際コクってなんだろうっていうのが心に引っかかるものがあったのですが、個人的にはある程度定義ができていて、味の複雑さと濃度・粘性がコクと言えるものじゃないかと思っています。
例えば先ほどのグラニュー糖ってコクがあるとは言えないですよね。甘い。しかしミネラル分とか甘み以外の成分が入ったきび糖や黒糖だと比較的にコクを感じます。
塩も同じで精製塩よりは粗塩や岩塩などの方がコクを感じやすいと思います。
コーヒーでも同じことが言えて、シナモンローストのようなかなり酸味に偏ったものだと、酸っぱい印象が前面にでて、コクは感じにくい。
しかし少し苦味や甘みなどの要素も感じられて味わいが複合的・重層的になるとコクが深いと感じるようになるのではと思います。
反対に深煎りのコーヒーの場合も完全に苦味が主体のコーヒーよりはアフターに少しでも酸味のあるもの、甘さの感じられるものの方がコクがある印象を持つはずです。
また濃度が高いと味の成分量が多くなるのと同時にシロップのようなとろっとした粘性も加わるので液体が舌に乗る時間が長くなり、よりコクが増したような感覚になるのではないかとおもいます。
ということでコクのお話でした。
書きながらふと思ったのはコーヒーにうま味調味料をいれたら美味いのかぁと。味の素最強説ちょっと検証してみたいかも。買うか。
それか利尻昆布ブリューとかね。究極に美味しかったらチャンピオンシップでようかな。笑
それではまた来週☺️
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