ディップスタイルコーヒーの活用法
みなさんディップスタイルコーヒーはご存知でしょうか。
ディップスタイルコーヒーは紅茶のティーバッグ(変な日本語だけど)のようにお湯に浸けるだけで簡単にコーヒーを淹れられるということで、ここ数年で段々と広まってきている個包装コーヒーの新しい形態です。
一杯分の個包装のコーヒーというとドリップバッグの方がまだまだメジャーだと思うのですが、日々コーヒー屋さんを巡っているとティップスタイルを目にすることも多くなってきたなぁと実感するところです。
ちなみにこのディップスタイル、カフェニルでは取り扱いしておりません。宣伝の記事ではないので予めご了承くださいませ。笑
なぜ取り扱わないのかというと、一番の理由としては僕と美希さんが微粉が苦手だからです。
フレンチプレスとか金属のフィルターでコーヒーを淹れたことがある方はわかると思うのですが、ペーパーよりも目の粗いフィルターでコーヒーを淹れると液体に微粉末や脂溶性のエキスなどが混じります。これが香りの向上や飲みごたえやコクに繋がったりいい面もあるのですが、ややざらっとした質感や口に残るかんじがあったりして好みの分かれるところです。
まぁ嫌いということはないんですが、個包装の場合もよりペーパーの感覚に近い(実際は不織布)ドリップバッグのほうが個人的には好みです。
あとそれとは別にもうひとつ理由があって、それは美味しく淹れようと思ったときにディップスタイルは意外に難しいという印象があります。
だいたいなんとなくで分量だけ計って気軽に淹れると出来上がりが薄くなっちゃうんですよね。しっかりした味にするにはお湯の中でフリフリする必要があるのですが、今度は微粉が多くなる。
でもディップスタイルでもらったりするコーヒーってめちゃいい豆がおおいんですよ。だから絶対無駄にしたくない。美味しく飲みたい。
そこで思いついたのがコールドブリュー or ミルクブリューにすること。
実際にやってみたのですが、ほとんど揺らさずに作れて微粉も気にならず味も良いということでかなりいい感じでした。
分量
ディップスタイル:1個
水または牛乳:ディップスタイルの粉量の15倍
例
ディップスタイル 10g/個 水or牛乳 150g
ディップスタイル 12g/個 水or牛乳 180g
レシピ
フタのできる容器(タンブラーなど)を用意する。
ディップスタイルと水または牛乳をいれ冷蔵庫にいれる。
半日置いて味が出たら軽く混ぜてディップスタイルを取り出し完成。
ポイント
中煎りから深煎りの豆はミルクブリューに不向きなのでコールドブリューにすることをお勧めします。
浅煎りから中浅煎りの豆の場合はコールドブリューでもミルクブリューでもどちらでもお好きなほうでトライしてみてください。もし酸味が苦手なかたはミルクブリューにすると飲みやすくなります。
浸漬時間は水の場合は13時間程度、牛乳の場合は8時間が目安です。あとは味見をしてみてもう少し濃い方がいいなと思ったらプラス1〜2時間浸けて様子を見ましょう。
こんな感じでごくごく簡単です。特に夏場は夜に仕込んでおけば次の日の朝にバッグを抜いてそのままタンブラーを持っていけるので便利です。夏まではまだ半年ありますがね。笑
ということでぜひお試しくださいませー☺️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?