おうちでミルクブリューを作るときのポイント3つ
最近お店でよく出ているなぁと思うドリンクがミルクブリューコーヒーです。
ここ数年すっかり夏の定番商品となっていて、毎年楽しみにしてくれている方が多いのも嬉しいです。
ミルクブリューコーヒーはどんなコーヒーかというとコーヒー粉を直接牛乳に浸けて8時間程かけて抽出する水出しコーヒーの牛乳版。カフェニルでは不織布のバッグに入れてつけているのですが、本当に浸けるだけでお手軽に美味しいカフェオレができるので家でもおすすめです。
でも作るときはポイントが3つだけあるので、今日はそれをご紹介しようとおもいます。
ポイント1 酸味タイプのコーヒーを使用する
これすっごい不思議なんですが、なぜか苦味系のコーヒーはあわないのがこの淹れ方の特徴です。カフェオレというと苦味タイプのコーヒーの方がイメージ的にしっくりくるかたも多いかもしれません。しかしミルクブリューで苦味系の豆をつかうと、乾いた苦味ばっかりが際立って旨味みたいなコーヒー牛乳のいい部分があまりでないのです。
苦味系の豆を使う場合は普通にアイスコーヒーを作ってから牛乳と割るタイプのカフェオレのほうが美味しいのでそちらをおすすめします。
ということでミルクブリューに使用するのは酸味タイプの浅煎りのコーヒー豆がおすすめです。
ポイント2 混ぜすぎない
8時間が待てないせっかちさんの中にはコーヒーを牛乳に浸けはじめてから、早く味をだしたいと思ってスプーンで混ぜたくなる人もいるかもしれません(僕です)。
しかしこれで美味しく淹れられた試しがないのでやめておいたほうがいいです。
おそらくは攪拌によって微粉から雑味が出るのを促進してしまうので、イガイガした味わいになるのが理由ではないかと思いますが、理由はわかりません。なんか美味しくないです。笑
ということでまずは冷蔵庫にしまって一度忘れて8時間程度(ぴったりじゃなくて大丈夫なので)待ちましょう。
ポイント3 8時間くらいで一度味見する
8時間〜10時間くらい経ったところで一度軽く攪拌して味見をします。
コールドブリューもミルクブリューも味の出かたはゆっくりなので、2時間くらい差があってもそんなに大幅に違う味にはなりません。だいたい8時間くらいの感じで大丈夫です。
味見をしたときに牛乳の味がほとんどでコーヒーの味わいが弱いなぁと思ったらそのまま1〜2時間つけておきます。この状態が未抽出の味です。
美味しい!と思ったらコーヒー粉を取りのぞきます。
粉を取り除かずに忘れてしまった場合や、浸けてから24時間くらいたった状態だとコーヒーの濃度感が上がると同時にちょっとイガイガした感じが出てくるのですが、この状態が過抽出の味です。
ただ自分で美味しいミルクブリューを作りたいと思ったときに、
未抽出の味
適正抽出の味(自分の好みの味)
過抽出の味
それぞれの味を知っておくといいと思うのでそれぞれ楽しんでもらえたらと思います。
ちなみに過抽出だったとしても飲めないような美味しくない状態になることはほぼないのでご安心ください。ちょっと飲みごたえあるな、前回の方が美味しかったなという程度です。
ということでぜひぜひ家でもトライしてみてくださいね。また来週ー☺️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?