セオドア・ルーズベルトといえば「テディベアの日」
セオドア・(テディ)・ルーズベルトといえば、テディベアの名前の由来となった諸説のひとつですね。日本ではルーズベルト元大統領の誕生日にちなんで10月27日を『テディベアの日』とされております(世界的にではなく日本国内だけ)
ルーズベルトはノーベル平和賞を受賞していますが、一方で白人は他の人種よりも優れていると考え、アフリカ系アメリカ人の権利向上のために十分な取り組みを行わなかったと批判もされていることもあるそうです。
確かに銅像は人種差別の象徴のように見えますね、、、
テディベアの日となった逸話は、ルーズベルトが狩りに出た際、小熊を助けたということから“相手を思いやる気持ちを伝える日” とされていますが、うーん?🤔って感じですよね。はたしてその部分だけ伝え広げていいのでしょうか?ま、"相手を思いやる気持ち"は素晴らしいと思いますし全否定するわけじゃないです。これを機にテディベアの日には、こう言った歴史もちゃんと伝えていくことも大事だなぁと思いました。#BlackLivesMatter
ちなみに、2018年10月27日のブログでも書きましたが、小熊を助けた美談は、よくある政治的な広報でありがちな(ありがちなのか?)作られたお話で実際には小熊ではなくて助けてもいないそうですね、、、いわゆるプロパガンダ。今で言うフェイクニュース。
下記に引用記載しておきますね。いろいろすごいので(^^;
☝伝説的な元黒人奴隷というのがすごいですね。そしてなんとか満足してもらおうと銃床で大きな熊をボコボコに。さらっと安楽死と書かれていますがナイフでサクッと喉を掻っ切ったそうです。まだまだこの時代“元”とは言えコリアーの立場上仕方がない行動ですよね。
ルーズベルトが銃を下ろし安楽死を命じたことだけ言えばスポーツマンシップといえばスポーツマンシップな気もしますがなんだかね、、、😅
☝このようにテディと呼ばれることはあまり好んでいなかったそうです
※第26代大統領セオドア・ルーズベルトの遠縁の従兄が第32代大統領フランクリン・ルーズベルト(広島長崎に落とされた原爆開発)
さてさてそして、テディベアといえばドイツの老舗メーカーのシュタイフ社。世界で最初に誕生したテディベアはシュタイフ社の『55PB』です。
なので、シュタイフベアや古くからのテディベアファンの間では、シュタイフ創業者のマルガレーテさんの誕生日(7月24日)の方がふさわしいのでは?といった声もあったそうです🐻
☝︎上記のアメリカ大統領歴代研究のサイト面白いですね。
銅像撤去のニュースの話から少し逸れてますが、、、(あ、でもクマ狩りの黒人奴隷の話は繋がりあるか)
テディベアの名前の由来はルーズベルトで間違いないけど、ホワイトハウスで開かれたルーズベルトの娘のアリスの結婚式でテーブルの飾地付けに使われたシュタイフ社製のベア、その時にテディズベア(テディベア)と呼ばれたというお話などとても興味深いです。
最初はプロパガンダだったテディベアが、時代を経て癒しや安らぎを与える存在となり、「もはやテディベアは世界に広まった文化であり歴史である」と締めくくられてました🐻
象徴的な銅像は決して破壊されたわけじゃなくて、批判の声を受けて撤去が決まりました。博物館の館長も承認していてルーズベルトの子孫も歓迎しているそうです。
最後に繰り返しになりますが「テディベアの日」に関しては撤廃しろとは思っていません。今に至るテディベアのちゃんとした歴史や文化を伝えることが大事だと思ってます🍀🐻