マルガレーテ・シュタイフ🧸
インスタのストーリーに書こうと思ったけど、長くなったのでnoteにしました。
メモ的な投稿です(^^;;
1902年
マルガレーテの甥っ子のリヒャルト・シュタイフにより、世界で最初のテディベアが誕生したその頃
マルガレーテ・シュタイフが1909年5月9日に、肺炎により61歳でお亡くなりになった同じ年には
🐻『なるほどーテディベアが誕生した頃の時代背景はこんな感じだったわけですね〜
ちなみに第一次世界大戦は、1914年7月28日から1918年11月11日にかけて
🐻『マルガレーテが立派で素晴らしいなぁっと思うのは、彼女は右腕と両足のハンディキャップを乗り越え、世界で最も早い時期に女性経営者となり、「障害を持つ人も分け隔てなく雇用」し、「子供のいる人には会社に連れてきてよい」など、従業員たちに気を配り思いやることを生涯貫き通したところ。
当時では珍しい会社ですよね☺️
今で言うSDGsに取り組むような企業のようとも思えますね。しかも流行りでそうしたわけでも無く。
と、こんな感じ?ʕ •ᴥ•ʔ ʕ·ᴥ· ʔ
シュタイフはドイツのメーカー。
当時のドイツと言えばナチスなわけですが、アドルフ・ヒトラー及び国家社会主義ドイツ労働者党による支配下は1933年から1945年まで。
軍国主義となりファシズムに突き進み、T4作戦なんてのを知ると、マルガレーテがお亡くなりになってから20年ぐらい後とは言え、その頃に働いていた女性や障害者の恐怖と不安は想像に難くないことですね。
(T4作戦は、ナチス・ドイツで精神障害者や身体障害者に対して行われた強制的な安楽死(虐殺)政策である)
この頃にはシュタイフ以外にもテディベアメーカーがいくつか存在していましたが、なかでもBING社は経営者がユダヤ人だということで、ナチスから弾圧され廃業に追い込まれています。
🐻『そんなドイツですが、侵略をした近隣国のフランスやポーランドとの関係を戦後一早く修復し、EUからの信頼を得たのは、「過去に対する真摯な反省と謝罪」を発信し続けたことによるものですよね。
自国でのその負の歴史もしっかりと教育してますし。
🐻『同じ侵略を続け敗戦国となった日本は近隣国に対してどうなんだろう?
最近の腐敗した政治が可視化されてるように謝罪どころか歴史修正主義ですよね😵💫
2005年4月16日、仏フィガロ紙に「ワルシャワのユダヤ人強制居住地区跡の慰霊碑の前でひざまずいて謝罪したブラント独元首相と、靖国神社参拝を続ける小泉首相」とを対比しドイツと日本の戦後の隣国への対応の違いを揶揄した記事が掲載されてました。
🐻それではまたねー
追記
ぬいぐるみを手にして喜ぶ子供たちの様子を見て「子供たちには最高のものこそふさわしい」という思いで会社を立ち上げて、そのモットーは140年以上も(創業の年は1880年)受け継がれました。
そして、去年の2021年にはついにマルガレーテは、米国の玩具業界団体の最高の栄誉である「Toy Industry Association」にて殿堂入りを果たしたそうです🧸🎉
記事によると、例えるなら玩具業界のオスカーといった感じのこの賞は、ウォルト・ディズニーや、セサミストリートなどの操り人形師のジム・ヘンソンなどが表彰されてるそうですよ☺️