BBCニュース『テディベア専門店🇬🇧テディベア・オブ・ウィットニー』
Teddy Bear NEWS🧸📰
BBCからの引用です^^
有名なアンティークベアのアロイシャスとハッピー(シュタイフ)が、イギリスのSpecial Auction Services(SAS)というオークションハウスに出品されるそうです。
アロイシャスとは1907~1910年頃に作られたアンティークベアで、1981年に放映されたイギリスのテレビシリーズ『ブライズヘッド再訪』に出演して有名になりました。
これらの今の持ち主は、イギリスのベア専門店 テディベア・オブ・ウィットニーのショップオーナーのイアン・パウトさんのコレクションです。
(トップ画像の紳士。ベア業界では有名なオーナーさんです😊)
パウト氏は1985年にお店をオープンする前から熱心なベアのコレクターで、BBCのインタビューで「心を込めて買ったものなので、手放すのは本当に辛いですが、来年80歳になるので現実的に考えなければなりません」と語ってます。
※ハッピーとアロイシャスはそれぞれ前の持ち主もとても有名な方々でした。
ちなみに20年以上前に僕がまだテディベアの会社に勤めていた頃、一度だけイギリスにベアの買い付けに行かせてもらえたことがありましたが、日程の都合でこちらのお店ウィットニーには行けず、、、
(そもそも英語が話せないのに1人で行かされました😅)
ウィットニーがジャパンテディベアフェスティバルの出展で来日してた時も、確かうちの会社はもうフェスティバルには出店していなかったか、ひょっとしたら僕が退社した後だったのかもしれません。なので、実際にはパウト氏を見たことはなくカタログや図鑑ででしか知りません。
なんとなく若いイメージがあったので、もう80歳なんだなぁっと思うと感慨深いです。
アロイシャスの他に売却される予定の他のコレクションは、「くまのプーさん」の挿絵を担当した画家アーネスト・H・シェパードのお手紙や
1926年に作られた珍しい大きな目のシュタイフのアンティークベアで、愛称はハッピー。これもすごいべアなんです!
シュタイフの「ハッピー」は1989年に、最初の購入者がサザビーズで落札した時は、当時史上最高額の55,000ポンド(1000万越え)で話題となりました。
当時の購入者はご夫婦で、ご主人から奥様へ手渡した際に「なんて幸せなの!!」と、その時のエピソードがニックネーム(後に復刻版で商品名)の由来になってます。
当時のハッピーは、オークションで買われた「最も高価なテディベア」としてギネスブックにも登録されました。ここまで価値があがったのは、やはりとても貴重なベアだったからです。
1926年に製造されたこのクマはかつてはこの世に1体しか残っていないと考えられてましたが、その後、同じようなチップドモヘア(毛先が茶色に染色された生地)で、大きな茶色い目(エナメルグラスアイ)、鼻の刺しゅう糸が茶色、のアンティークベアが1、2体見つかっているそうです。
(それでも世界で3体だけというのはとても貴重ですね🐻)
BBCの取材でパウト氏は、最高級の品々をもうすぐ手放すことになるが店はまだ存在している。来年の4月はウィットニーが創立40周年なので、それを祝うつもりだと語られていました😊
また、今回のオークションハウス(SAS)のトーマス・フォレスターさんは、アロイシャスを「歴史に名を残すベアだ」と意気込んでいました。
(30,000 英ポンドにはなるだろうと予想されてました。日本円にすると約560万ぐらいかな?)
BBCからのテディベアニュースでした〜
👋🐻