Hard + sepia + ハイコントラスト
*Hard + sepia + ハイコントラスト
タイトルはカメラの設定のことです。使ったカメラは PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome で モノクロ専用機 ですが、カスタムイメージ に 調色 という項目があって、今回のような セピア と ブルー な感じにできます。調色の強さ は 4段階 で調整できますが、今回は少し弱めの「2」です。
ちなみにレンズは HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR とめずらしくズームレンズを持って行きました。このレンズを選んだ理由は 手持ちのレンズで一番望遠 になるからです(笑)
*ボートレース平和島
初体験でしたが、思っていた以上にフレンドリーというか、撮影していてもそれほど気にされない雰囲気でした。 ちなみに撮影注意事項などは以下のような感じで、詳しい内容はリンク先で確認してください。
*撮影の注意事項
(ボートレース平和島のホームページから抜粋)
2022年7月19日より、ボートレース平和島本場内における個人のお客様による写真・動画(生配信含む)の撮影および撮影した写真・動画の使用については、許可申請が不要となります。
ただし、以下の注意事項を必ず遵守していただきますようお願いいたします。 なお、明記していない事項でも撮影を制限、または中止させていただく場合があるほか、警備員の指示等に従っていただけない場合はご退場いただくこともございますので、ご承知おきください。
また、撮影および撮影した写真・動画の使用(ホームページ・ブログ・SNS・YouTube等の動画共有サイトへの掲載等)に際して発生した他のお客様等第三者とのトラブルについて、ボートレース平和島は一切の責任を負いかねますので、ご承知おきください。
*いきなり心が折れかけた
ボートレースが始まる前に水面の掃除をしている船を撮りながら心が折れて帰りそうになりました。入場料は100円 なので気になりません。もう一つの選択肢のそのまま舟券を買うという行動にはでず撮影を続けました。ギャンプルはおばあちゃんから禁止されています(冗談)。
今回はレンズの画角を85mmに固定 して、この画角でできることに集中しようと心を入れ替えたのがよかったのかなんとか形になりそうになってきました。
*3階スタンドがオススメ
1階では限界を感じて3階のスタンド に上がりました。ここはガラス越しという問題点はありますが、アングル的にはこの画角にあっていました。
スタートから第一ターンマーク、バックストレッチを超えた 第二ターンマーク の姿です。1週目は艇が揃っているのことが多い ので狙い目です。レースは 1周600mのコースを3周 します。周を重ねるごとに艇の間隔があくことが多い印象でした。
3階スタンドからの方が俯瞰気味になる ので広めの画角でもまとめやすいはずです。ただ、ガラスの継ぎ目など避けきれない問題 は残ります。
お気に入りの1枚とはいえこれで良いのか?そんな疑問を持たれる方もあるでしょう。確かに もっと迫力のある写真を見たい というのが人情でしょう。そんな皆様は是非とも もっと長めの望遠レンズ をお持ちください。
*最後は引き
最後は ちょっと引いた感じ の写真を撮影してボートレース平和島を後にしました。
最後に行った 1階スタンド脇の第一ターンマーク近く はアップで迫力を狙うにはもっとも適した場所だと感じました。ただし 望遠レンズは必須 です。この日も既に先客の先輩が望遠ズームを持って撮影されていました。
*今回の設定
カスタムイメージ Hard(コントラストを弱めにカスタマイズ + 調色 2)
デジタルフィルター ハイコントラスト(2)
シャッター優先モード 1/3200秒
露出補正 -0.3EV
ISO感度 AUTO
ピント オートフォーカス
シャッター優先モード を使って 高速シャッター を使って撮影していたので、基本的に開放F値での撮影ですが、この レンズの85mmでの開放F値はF5.6 です。距離もある程度離れているのでピントが外れた感じになっている写真はほぼなかったです。もっと長い望遠レンズを使ってアップにするとピントはシビアになると思います。
あとは細かいことですが、高速シャッターを使っていても 艇の動きに合わせてレンズを少しだけ振りながら撮影 していて、ピントはあらかじめ撮影ポイントを決めて フォーカスロックで置きピンにすることが多かった です。高速シャッターを使ったのは水しぶきの躍動感 をだすためと 艇を出来るだけシャープにとらえる ためでした。
・艇の動きに合わせてレンズを少しだけ振りながら撮影するときはシャッターボタンを押した後もレンズを振り続けるのがポイントです。
・置きピン とは あらかじめ撮影ポイントを決めてそこにピントを固定しておく撮影方法です。
*まとめ
はじめこそ心が折れそうになりましたが、今回のレンズでもそれなりに楽しめる と感じました。たまには動くものを撮りたい。そんな気分になったときはおでかけください。ちなみに 競馬よりは近い距離で撮影しやすい のでレンズの制約は少ないと感じました。
また、次回
お供のカメラとレンズ
カメラ:PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome
レンズ:HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR