見出し画像

旧中川

旧中川(きゅうなかがわ)は、東京都江戸川区と墨田区、江東区の境界を流れる全長6.68 kmの荒川水系の一級河川

特徴は懐かしさを感じるのどかな雰囲気




*かさ上げ護岸の時代


旧中川の周辺地域はゼロメートル地帯と言われる場所で水害被害を防ぐらためにかさ上げ護岸と呼ばれるコンクリートの壁に囲まれていた時代があったそうです。その当時は水質も悪く今とはかなり印象が違ったようです。


現在は荒川など周辺の河川から決め切り、平常時の水位を周辺地盤より低く保つ「水位低下対策」が行われて、現在のような素朴な雰囲気が漂う川に改修されています。水質もかなり改善されているので昔とは印象が変わっているようです。


現在の旧中川。断崖絶壁のようなかさ上げ護岸の名残もなくのどかな雰囲気に包まれている。


川の美しさを物語るエピソードとして、カワセミを撮影している方や釣りを楽しまれる姿があるぐらいです。


かさ上げ護岸の歴史を伝えるために江東新橋の近く(江戸川区側の上流部)にその一部が残されています。私もそれを見てはじめてこの川の歴史を知りました。


*きっかけは組フォト専科


そもそもこの川の存在を知ったのは、私が主催している八乃塾 組フォト専科という写真塾のテーマを墨田区にしたことでした。そのテーマを探すために墨田区をまわっているうちに出会ったのが旧中川で、その雰囲気の良さに写真を撮って、よくよく調べるとこの川の真ん中が墨田区と江戸川区の区の境だということがわかってここをテーマにするのを諦めた記憶があります。例えば隅田川も墨田区と台東区の区の境になっています。


それでもこの雰囲気は、子供の頃に遊んだ川を思い出させてくれる懐かしさがあります。昔遊んだ川はこことは逆に護岸工事が進んでコンクリートに囲まれた川になっていました。旧中川は子供が自由に川の中に入って遊ぶことはできませんが、水面とほぼ変わらない土の岸辺が懐かしく感じます。


水の美しさは反射の美しさにも現れる


水中からポコポコと沸き立つ泡に匂いもなく何かの生物がいる感じ。


スカイツリーが見える場所も


*フォトウォーク


そんなのどかな場所でフォトウォークを開催します。すごいものは何も撮れないはずですが、のんびり歩いて自分だけのポイントを探していると懐かしさに出会えるそんな時間を一緒に過ごしませんか?周辺の下町も魅力的で撮影後は有志で亀戸餃子チャレンジも予定しております。




ケイタとフォトウォーク_旧中川周辺

開催日  2024年6月26日(水) 
2024年6月29日(土)

レンズ・撮影設定 自由

集合 東武亀戸線 東あずま駅 改札口付近

内容 のんびりした川と下町

集合時間 11時

撮影時間 2時間程度
終了予定 13時ぐらい
講評 facebookの個別グループ

募集人数  各回 8名

問い合わせや参加の申し込みは 佐々木啓太 にメッセージをください。

また、次回


お供のカメラとレンズ

カメラ:PENTAX K-3 Ⅲ Monochrome
レンズ:HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?