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夜景にはブラックミスト

ブラックミスト(光学フィルター)を使うと光がにじんだ感じになって夜景が幻想的になる。

少し前に流行って効果が強すぎるというので、BlackMist No05 というその効果が1/2のものが発売されることになったぐらい。今回使っているのは、BlackMist No.1(以下 BlackMist01) という光のにじみが強いタイプ。



*なぜブラックミストがいいの?


ブラックミストは暗い部分がそれほど浮き上がらずに幻想的になる。多くのソフトフォーカスフィルターは全体的にふんわりした感じになるので暗い部分もふんわりする。ブラックミストを販売しているメーカーの紹介サイトでは日常を映画のワンシーンのように変えてくれると紹介されている。


BlackMist01をつけていない状態。LED電球とデジタルな組み合わせはシャープな印象が強すぎる。ちなみこの写真はカスタムイメージ :Gold というネガフィルムで撮影したような柔らかさがある設定なのでこのままでも良い気がする(笑)


BlackMist01をつけると光がにじんで幻想的な印象が上がる


デジタルフィルターという後処理デジタル的なソフトをかけるとこんな感じ、暗い部分が明るくなっている。多くのソフトフォーカスフィルターを使うとこれに近くなる


ちなみにデジタルフィルター:ソフトには詳細設定で「シャドーぼかし」というのがあって、それを使うと暗い部分が引き締まって不思議な柔らかさを感じるようになる。個人的にはこれが一番好き。常用しないのは撮影後の画像にしか使えない処理だから(笑)。


4枚並べると最初のフィルターやデジタルフィルターを使ってないので良いじゃないかと思う。これは カスタムイメージ の魔法で、夜景は柔らかい感じの仕上げを使うと雰囲気が上がるカメラの設定で柔らかい感じが難しいときに BlackMist は重宝する。BlackMist はレンズのフィルター径さえあっていればどのメーカーのカメラやレンズでも使える。このフィルターを発売しているケンコーさんでは49mm径のフィルターをスマホでも使えるようにするアダプターの取り扱いもあるので、スマホでも BlackMist の幻想的な雰囲気を楽しむことができる。


強さの違う No.1とNo.05 で悩んだときは効果の強い No.1 でその効果に慣れるというのも良いと思う。ちなみに昼間は No.1 がその効果がわかりやすい


*撮影は ヨコハマミライト2024


ヨコハマミライト2024は、約1.5Kmつづく、横浜市内最大級のイルミネーショングランモール公園内なのでゆったりしながら楽しめるものオススメ。


みなとみらいからスタート。最初はBlackMist01をつけるのを忘れていた。実は多重露出も試していたのが、BlackMist01をつけてない理由


多重露出を使うとこんな感じで、ちょっと不思議な光のにじみを楽しめる


ヨコハマミライト2024LED電球の色は本来はブルーが多い。この紫はカスタムイメージ:Goldの影響(BlackMist01使用)


もちろん金色に輝くLED電球もある(BlackMist01使用)


新高島駅の先にある とちのき通り は落ち着いた雰囲気(BlackMist01使用)


最後は映り込み。こんなときは暗い部分が引き締まっている方がより印象的になる(BlackMist01使用)


最近寒くなってきたので防寒対策はお忘れなく。ちなみにケイタとフォトウォークという企画をやるので、もしよければご一緒しましょう。そのときに多重露出のやり方もお伝えします。



「ケイタとフォトウォーク 横浜の夕景とイルミネーション」(有料)

開催日  2024年12月17日(火)12月26日(木) どちらも16時から2時間程度
夕景とイルミネーションをセットにした欲張り企画です。

詳しくは 佐々木啓太 にメッセージでお問い合わせください。




また、次回



お供のカメラとレンズ

カメラ:PENTAX K-3 Mark Ⅲ
レンズ:HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited


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