羽田空港物語
神宮前にある Space Jing さん恒例の企画に 撮って出し公募展 というのがあります。今回の 撮って出し公募展のテーマは「空港物語」で、それに 連動したフォトウォーク をやるための下見に羽田空港にでかけました。
撮って出し公募展とは?
誰もが気軽に参加できる写真展(有料)で、決められたテーマに合わせた 写真を2枚(A3サイズ)まで展示 できます。
テーマに合わせた「羽田空港物語」
公募展の空港はどこでも良いそうです。そこで フォトウォークは羽田空港 にしました。近いというのがその理由で、もともとその周辺も考えていたのですが、今回は 空港限定 ということで改めてでかけました。
空港での撮影となると超望遠レンズ?そんな発想が頭をよぎりましたが、物語なのでそこまでガチでなくても良いと気軽に考えて中望遠レンズを選びました。
カメラとレンズ
カメラ:PENTAX K-1 Mark Ⅱ
レンズ:smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
この組み合わせは、故郷(ふるさと)シリーズ というちょっと懐かしさを感じる場所を撮っているときに使っています。そんな懐かしさと物語の相性が良いであろうというのがこのセットに決めた理由です。
まずは第2ターミナルから
何の目的もなく展望デッキ に上がると飛行機の姿を見送る人々の姿がありました。撮影の始めは車でいえば暖機運転のような状態 なので変化球的な感じの写真も交えて何となく始めます。いつもこんな感じでいきなりすごいものを狙って被写体探しをするより、その場所の雰囲気に体をなじませる ようにしています。
こんな感じで 同じ場所で同じ単焦点レンズのまま変化をつけながら撮る のが 佐々木啓太流 です。しっかりと決めて撮れば良いのですが、なかなかそれでは上手くいかない、というか自分のテンションが上がらないことが多いのでこんなスタイルを続けています。
第3ターミナルと第1ターミナル
各ターミナルの移動には無料の周遊バス を使いました。バスはかなり頻繁に来るので移動に手間取らずとても便利な印象でした。実はこのバスの存在は今回の下見で知りました(笑)。
実は 第1ターミナルの展望デッキが唯一逆光になる展望デッキ です。デッキの幅は少し狭いので撮影されている人の数も少ない印象でした。
これでフォトウォークが成立するの?それは当日のお楽しみです。写真で大切なのはそのときの条件に合わせて被写体を選ぶこと です。あらかじめ狙いを決めすぎるより、そのとき その場で感じたことを優先した方が物語は広がります。
そんな 何が起こるかわからない状態に対応するための経験 は積んでいるので、あとはお任せください。
また、次回
羽田物語フォトウォークの情報
開催日 2023年3月17日(金) 15時から2時間程度 満席・キャンセル待ち
2023年3月21日(火・祝) 15時から2時間程度
開催場所 羽田空港周辺
内容 表参道にある Space Jing の人気企画「撮って出し公募展・空港物語」に参加するためのフォトウォークです。お一人2枚(A3サイズ)のプリントで写真展に参加していただきます。フォトウォーク終了後に作品セレクトのお手伝いをいたします。
募集人数 各回8名
有料イベント になります。 問い合わせとお申し込みは 佐々木啓太にメッセージ を入れてください。