写真の基本は削ること
写真の基本が省略で削ることは誰でも知っている。多分(笑)。
原稿の基本が増やすことになったのはいつからだろうか?
例えば、プログラムオートの撮影で絞りとシャッタースピードの表記は要らんよね。絞り優先オートの撮影でシャッタースピードの表記が不要なのも同じ。
そんなこと言うな。そもそも、その撮影データーを細かく書き出した人は誰あろうあの方だし。
フィルム時代に撮影時間まで書いていたからね。もちろんデータバックなど使ってませんでした。
そういえばそのお方は風景撮影でも基本的にはシャッタースピード優先が多く、その理由はブレを防ぐため。ブレには自分がブレる手ブレと被写体がブレる被写体ブレがあります。
これはどんなにピントを合わせていてもブレたらおしまいだから。
そして、シャッタースピードを決めれば撮影条件で絞りもわかるだろとおっしゃっていた。35mmフィルムは基本的に低感度のISO50だったからね。
改めてすごいよと感じる今日この頃。
そして、そんなお方が原稿を増やす基礎を作ったことを思うのでした。
曰く、アマチュアカメラマンの皆さんが真似できるようにとのことだったような気がする。そのくせ自分が広めた撮影場所で、多くのアマチュアカメラマンさんが場所取りをしているとその横を静かに通り過ぎて、あれは何をやっているんだ。今日はこっちなのにな。と、真顔で話していらした。
あっ、このエピソードはイメージ悪くしちゃうかも。まぁ自分の取材中まで人の世話はしないよね。撮影会じゃないんだから。撮影会の時は本当にお世話好きで、ファインダーの中を覗かれても文句1つ言わなかったし。どんどん見せていたイメージがある。
自分の取材中でも休憩中に話しかけられたらいつも気さくに応じていましたよ。と、フォロー(笑)
また、次回。