その先の未来
モータースポーツでは複雑になりすぎていることがしばしば問題になる。その代表格は電気制御。確かに安全や安心のために必要な部分はある。それでも、それが過ぎれば自分で操作している感覚が弱くなる。
さらに、もろい。
あれ?カメラも一緒かも。カメラの場合は失敗を少なくするためかな?まぁ、ミラーレスカメラの行き着く先はカメラマンレスだと思う。
なんとか認識が進めば、オペレーター一人で何十台もの無人カメラを操作できるようになる。その方が良いシーンも当然あると思う。それは記録としてという意味で。
本当にそれで良いのかなぁ~。
昔、拝見させていただいた、スポーツ写真の御大の作品の力強さは絶対に越えない。その作品はモードラさえないフィルム時代のモノクロ。ここしかない。そんな狙いすましたタイミングはどんなシステムでも捉えることはできない思いを感じた。
テクノロジーでは人の思いを超えることはできない。
まぁ、先の御大が、AFカメラのお陰でオレのカメラマン寿命が伸びたよ。ありがたいね~。そんなお話をされていたのは内緒。
そういえば、F1では、行きすぎた電子制御はいつも規制されている。だからずっと最高峰なのかも。
また、次回。