旅先で
最近ご無沙汰の撮影旅。そろそろ良いかと日帰りで出掛けた。
基本的に撮影中はあまり話をしない。人に話しかけて撮影させてもらうこともほとんどない。それでもタクシーに乗ったときやちょっとしたきっかけで地元の人に話しかけることがある。
これはよそ者としての礼儀だと考えている。自分はここに寄らせてもらいました。そんな挨拶代わりの会話。それをきっかけに写真を撮ることはほとんどない。
知りたいのはその街の日常。皆さんがどんな日常を過ごされているのか?そのヒントをもらえると嬉ししい。
写真ではそんな日常を感じる場所を撮りたいと考えている。
何もない場所の方が楽しいのも、これを撮りたい。そんな目的を持っているとそれ以外のものが見えなくなるから。その時にしか感じられない光に気がつかなくなってしまうのはもったいない。
光が唯一の答え。
それを求めて歩く、そのヒントになるのは匂い。かすかな匂いに誘われて路地を歩くと思わぬ出会いが待っていることがある。
撮影後の楽しみの食事をするお店探しもなんとなくが多い。そんな感じで、いつまでも決まらないこともある。あまりお店がなければ、すぐに聞く。聞いたらそれを頼りにする。
判断の決め手は教えていただいている方の雰囲気。
本当に行ったことがあるところと情報だけのところでは違う。
いつもこんな感じで、だいたい楽しいから不思議(笑)
また、次回。