良い写真
個人的には作者の気持ちがこもっていて、それが伝わりやすい写真だと思う。
実は伝わりやすいというが難しい。
それは人間には欲があるから。そして、欲がなければ写真を撮らないと思う。
その欲をうまくコントロールできているのが良い写真だと思う。コントロールできていないと散漫になる。
大切なのはバランス。
これはあくまでも個人的な意見かもしれない。
実は良い写真という問いには明確な答えはない。
それは何のための写真という前提条件で答えが変わるから。
例えば、インストグラムで流行る写真と報道の現場で必要な良い写真の条件は違う。
ちょっと極端だが、カメラの機能やレンズの性能を示す作例とそれを使って感じた思いを伝える作品が違うのと実は同じ。
コンテストにしても何のためのコンテストなのか?誰が審査するのかでその答えは変わる。
ちなみに、良い写真と上手い写真は違うと考えている。
テクニックやデータが重要視されるのは上手い写真のためだと思っている。
上手い写真を否定しているわけではなく、違いがあることをわかってもらいたい。
それではお前の写真はどうなんだ?
作者の意図を読み解くつもりで写真を見たことがありますか?そこから違うでしょ。
また、次回。