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声の没入感がドライブするパッションエコノミー
--AirPodsから耳に響く声には魔法の魅力がある
自分は受験勉強の頃から深夜ラジオにはまっていたわけだが、最近はRadikoなどのアプリの普及もありラジオを聴く人が増えている気がして自分ごとのように嬉しい。
昔からダイレクトに耳に響くパーソナリティーの声には魔法の魅力を感じる。
--注目されるパッションエコノミー
A16ZのLi Jinさんのこのブログにより注目されはじめてきたパションエコノミー。以下のように定義されている。(※翻訳記事はこちら)
・既存の会社・プロフェッショナルだけでなく、すべての人が利用可能
・個性をバグではなく機能として捉えている
・デジタル製品やバーチャルサービスに特化している
・ビジネス成長・運営のための包括的なツールを提供する
・新しい仕事の形への扉を開く
一言でいうのであれば、個性を最大限活かして収益を上げることが可能になる"新しい"経済の形
"声"というのは人の最大の個性の一つであり、パッションエコノミーをドライブしていくのではないだろうか。
--注目される音声サービス
Spotifyが2019年にGimlet MediaとAnchorを買収するなど、音声メディアが注目されている。A16Zのパッションエコノミーに該当するサービスリストにもAnchorやcastboxなどがピックアップされている。
引用:https://a16z.com/2019/10/08/passion-economy/
日本でもVoicyやstand.fmなど音声系のサービスが増えてきている。
日本ではまだまだPodcastの活用が少ない気がするが、今後は様々なブランドがラジオやPodcastによる"音"によるアプローチを強化するのではないだろうか。
実際にエルメスは以下のような取り組みをしている。
USのデータになるが、実はPodcastサービスの48%は家で聞かれている。
スマートスピーカーやAirPodsなどのワイヤレスイヤホンの普及も寄与しているのだろう。
引用:https://a16z.com/2019/05/23/podcast-ecosystem-investing-2019/
図らずしてWFHが増加している中でイヤホンを装着している時間も増加してると考えると、さらに加速しそうである。
ZoomのMTGによる画面疲れが起きている人は、ラジオやPodcastのパーソナリティーの声に耳を傾けてみても良いのではないでしょうか。