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【米国駐在員】CHASE ビジネスカードの作り方(CHASE Ink Business)

はじめに

この記事はアメリカに駐在/在住している方がお読みいただくとベストな内容となっています。
アメリカのクレジットカードの作成には、アメリカのSSN(Social Security Number)やクレジットヒストリーが必要になりますので、予めご了承ください。


アメリカのクレジットカードは還元率よりも入会ボーナスで選ぶべし

アメリカのクレジットカードは日本のクレジットカードと比較して、還元率も高いのですが、それ以上にサインアップボーナス(入会特典)が非常に大きいのが魅力です。

結論から書きます。

下記のクレジットカードが最も費用対リターンが大きくオススメです。
CHASE Ink Business Cash
CHASE Ink Business Unlimited

年会費無料で10万円以上(1ドル150円換算)の入会ボーナスが獲得できます。(条件:ミニマムスペンド$6000)

どのカードが良いか、よく還元率(使った金額の〇%還元)で比較しがちなのですが、還元率は良くても2%~5%程度と、入会ボーナスと比較すれば小さなものです。

駐在期間は3~5年と限られていますので、アメリカのクレジットカードは還元率よりも入会ボーナスで選ぶのが絶対に正解です。

さらに、本記事で解説する裏技(2枚目以降の申し込み)を使えば、入会ボーナスを繰り返し獲得することが可能です。

私がアメリカの様々なカードを徹底的に比較検討した結果、上記2枚が費用対効果(年会費対特典)で飛びぬけており、下記5/24ルール*を守りながら、これらを作成し続けるのがベストという結論に至りました。

*CHASEの5/24ルール
過去24か月以内に他社含めて5枚以上の個人向けクレジットカードを作った場合、新たにCHASEのカードに申し込んでも承認されない。ただし、ビジネスカードはカウントされない。

CHASE Ink Businessの特徴まとめ

CHASE Ink Business Cash(ビジネスカード)
 -年会費:無料
 -サインアップボーナス:750ドル
 -獲得条件:6カ月以内に6000ドル使用
 -携帯電話、インターネットの利用料金の支払いで5%還元

CHASE Ink Business Unlimited(ビジネスカード)
 -年会費:無料
 -サインアップボーナス:750ドル
 
-獲得条件:3カ月以内に6000ドル使用
 -全ての支払いで一律1.5%還元

※執筆時の情報です。

CHASE Inkはミニマムスペンドがやや大きい(3 or 6カ月以内に6000ドル)のが難点ですが、本記事の「ミニマムスペンドをクリアする裏技」で攻略法を解説しています。

仮にCHASE Ink Business(Cash/Unlimited)を2枚作れば1500ドル、3枚作れば2250ドル、6枚作れば4500ドル(67.5万円)が貰えることになります。
日本のクレジットカードでは考えられない太っ腹な入会特典ですね。

通常は年会費が高くなるほどサインアップボーナスも高くなる傾向がありますが、CHASEのビジネスカードはこれに当てはまりません。

さらに、オプションで下記のCHASE Sapphireを組み合わせることで、上記ボーナスを1.25倍(5625ドル、約84万円)にすることができます。

入会ボーナス増強オプション

CHASE Ink Businessに、下記カードを組み合わせることで、獲得したボーナスを1.25倍に高めることが可能です。

CHASE Sapphire Preferred(個人向けカード)
 -年会費:95ドル
 -サインアップボーナス:600ドル
 -獲得条件:3カ月以内に4000ドル使用
 -上記CHASE Inkカードで獲得したポイントを1.25倍で使用可能
  (CHASE Travelでの利用が対象)

CHASE Travel(旅行ポータルサイト)では、航空券、ホテル、レンタカー等にポイントを利用することができます。(カード保有者は1.25倍の価値でポイントを使用できる。)
日本の国内線などもあり、カバー範囲は非常に広いです。

私は主に家族旅行のホテル予約に利用していますが、毎回ポイントでカバーできており、アメリカ駐在中にホテル代を手出しした記憶がありません。

個人でもビジネスカードを作れる?

アメリカのクレジットカードには個人向け(パーソナル)とビジネス向けの2種類があり、個人ではビジネスカードを作れないと思われがちですが、実は個人でもビジネスカードを作ることができます。
ただし、申し込みには少し工夫が必要ですので、その方法や注意点を本記事で解説しています。

CHASE Ink Businessの審査基準

ビジネスカードは個人向けカードと比較して審査は厳しくなります。
CHASEから明確な審査基準は開示されておらず、時期によって審査の難易度は変動すると言われています。
下記の「私が審査に通った条件」と「落ちた条件」を参考にして頂き、申し込みの判断材料にされると良いと思います。

(Sample)駐在員の私が審査に通った条件

私がCHASE Ink Business(Cash/Unlimited)カードの審査をパスしたときの属性を公開します。
※サンプルのため、伏字にしています。
※有料エリアで伏字部分を全て公開しています。

・アメリカに住所があり、XXXXカ月以上居住している
・SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を取得済み
・アメリカでクレジットヒストリーをXXXXカ月以上構築済み
・クレジットスコアはXXXX
・XXXXカ月以内にアメリカで発行した個人向けクレジットカードがXXXX枚以下
・過去XXXX日以内にクレジットカードを発行していない
・XXXXを持っている
・XXXXは持っていない
・XXXXを持っている

上記条件で無事に審査をパスすることができました。

(Sample)駐在員の私が審査に落ちた条件

実は、過去にクレジットヒストリーがXXXXカ月未満(約XXXXカ月)のときにも同じカードの申し込みにチャレンジし、審査に落ちた経験があります。
クレジットヒストリー以外の属性は前述の審査に通ったときの属性とほぼ同じでした。

審査に落ちるとCHASEからレターが来ます。
そこには下記が理由として記載されていました。
・Not enough accounts opened long enough to establish a credit history

クレジットヒストリーの期間が短すぎるという内容です。
その後、クレジットヒストリーがXXXXカ月以上になった頃に、再度同じカードを申し込み、無事に審査に通ったことから、XXXXカ月程度を審査基準としている可能性が高いと言えます。

(Sample)1枚目のCHASE Ink Businessの申請方法

ここから、個人がCHASE Ink Business(ビジネスカード)に申し込む方法を解説していきます。
※私が審査をパスした際の実際の記入例です。
※サンプルのため、一部伏字にしています。
※有料エリアで伏字の部分を全て公開しています。

1.下記ウェブサイトにアクセスします。
  https://www.referyourchasecard.com/21s/71IR7EW5FM

2.お好みのInk BusinessカードのApply nowをクリック
  おすすめは年会費が無料の"Unlimited"と"Cash"です。
  いずれも750ドルのサインアップボーナスの対象です。

3.Personal Infoを入力します。
  ・役職はXXXX
  ・Tax ID TypeはXXXX
  ・氏名、生年月日、住所、電話番号等を入力
  ・総年収はXXXXを記載

4.Business Infoを入力します。
  ・XXXXを選択
  ・ビジネスの名前はXXXXでOK
  ・別の名前を使っているかは「XXXX」
  ・税タイプはXXXXを選択して入力
  ・住所、電話番号はXXXXでOK
  ・従業員数はXXXX

5.Business Infoの続きを入力します。(私が審査をパスした記入例)
  ・ビジネス開始日はXXXX(としました。)
  ・年間収益は年XXXXドルくらい(あくまで目標、達成義務なし)
  ・ビジネスカテゴリを選択(私は下記としました。)
   XXXX
   もしくは、eBay等オンラインで何かを販売する想定の場合、
   XXXX
   でも良いと思います。
  ・1ヶ月に使う金額は$XXXXくらい
   (XXXXの範囲で支払い可能な金額とするのが無難。)
  ・従業員カードはXXXX

6.規約
  ・最後に規約を読んでチェックを入れて確定する

その場で審査結果(承認、否認、保留)が判ります。
見事承認されれば、1週間前後でカードが届きます。

1枚目のCHASE Ink Businessの申請方法

ここから、伏字なしでCHASE Ink Business(ビジネスカード)に申し込む方法(私が審査にパスした際の実際の記入例)を公開します。

1.下記ウェブサイトにアクセスします。
  https://www.referyourchasecard.com/21s/71IR7EW5FM

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