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ジャズのアドリブの練習
二週に一度、友人とJam Sessionをしている。ジャズ・スタンダードを中心に2時間のセッション。最近はスイングダンスのグループが踊りに来てくれるので楽しい。
演奏する僕達は、皆んなジャズの初心者でヘタクソだけど、緊張せずに演奏しアドリブの練習が出来る。
僕はトランペットを吹いている。2時間で10曲以上演奏する。皆んな練習してくるわけでもないし、ユルユルでこんなので良いのかと前は思ってたのだけど、これはこれで良いかなと最近は思っている。
僕の考えるジャズのアドリブ練習
トランペットの基礎練習
トランペットは音を出すのが難しい楽器だ。良い音を出すのは、少なくとも僕にはとても難しい。さらに高い音を出すのも、さらに難しい。しょっちゅう辞めたくなるけど、既に10年以上やってきたので損切するには投資した時間が大きすぎる。
アドリブするためには、もちろん吹きたい音が自由に出せる必要がある。それには毎日の基礎練習あるのみ。
曲の分析の後の意識的なアドリブ
例えば『枯葉』を演奏するなら、いろんな人の演奏を聞いてまずメロディを覚える。次にコード進行を勉強する。それから誰かのソロをコピーしてみて、どのコードでどういう風に音が動いているか、どんなリズムで演奏してるかなどを考える。で、それを元にアドリブしてみる。
自由なアドリブ
これの説明は簡単。『はい、好きにアドリブしてみて』ということ。
僕の周りの人は、何だか三番目の『自由なアドリブ』練習だけをしてる気がするんだけど、人それぞれに音楽を楽しめば良いので僕が口出しするものでもない。
モーツァルトとかマイルスみたいな天才だったら、溢れてくる感性だけで素晴らしいメロディが作れる。でも僕のような普通の人がそれをやると、あんましジャズっぽくならない。かと言って、ガチガチに分析するだけでもメロディは作れない。『あー、こんな感じのことをやるとジャズのフレーズになるのかなぁ』の後に、『今度は好きに吹いてみよう』という時間を取ると良い気がする。バランスだよなぁ。