【居候】
こんにちは!
家でチマチマと消しゴムはんこを彫っているにぼしコーヒー店主です。
さて、
今日は今家にいる居候の犬の話を。
2年前の夏、17年間飼っていた犬が亡くなりました。
モコという名前で、ヨークシャーテリアとミニチュアダックスフンドのモコモコのミックス犬でした。
僕が小さい頃からずっと家には犬が居て、
モコは3代目。
モコが居なくなった2022年の夏以降、1年くらい犬のいない生活をしていました。
それから約1年後の2023年の夏、
サクラがうちにやってきました。
飼いはじめたわけではなく、
居候(いそうろう)です。
サクラは父方のおばあちゃんが飼っていた犬で、
おばあちゃんが亡くなってからは
うちの叔父さんが飼っています。
おばあちゃんの家で叔父さんが通いながら飼われていたんだけれど、
その叔父さんが去年入院しちゃったんですね。
それ以降、うちの家族がサクラのご飯や散歩をさせていたんだけれど、
誰も居ないおばあちゃんの家にひとりで置いておくのはちょっと心配というか放っておけず、
仕事帰りに自転車で立ち寄って、様子を見に行ったりしていました。
夏は特に暑かったし扇風機をつけたり水が減ってないか確認したり。
ある時から、家に連れてくるようになりました。
どちらにせよ、ご飯をあげに行ったり散歩させたりするのだから、うちで面倒みたらいいじゃない。
サクラの様子をいつでもみられるし、
家族にとっても犬がいることで雰囲気は良いです。
そんなわけで居候生活が始まりました。
サクラは人間でいうともう結構な歳のおばあちゃん。
乳癌になっているけれど、手術をするほどの体力はありません。
白内障になっていて目もほとんど見えません。
なんとなくのシルエットくらいは見えているかもしれませんが、基本的には匂いと音に反応している感じです。
僕が帰ると気配を察して近づいてきます。
が、向いている方向が若干ズレていることもしばしば。
目が見えないので頭や顔、体に触れながらのコミュニケーションをとったりしています。
ご飯の匂いがするとしっぽを振って見てきます。
かわいいやつです。
誰かが居てくれるというのは人にとっても犬にとっても安心するもんですね。
犬飼ってるの?と訊かれると
正式に飼っているわけではないので説明が若干ややこしいんですが‥
とにもかくにも
また犬のいる生活を送っています。
いつまで居てくれるかはわからないけれど
うちに居る間は家族の一員としてしっかり面倒見ようと思います。
それではまた!