【くろしお珈琲の感想とにぼしの課題】
2023年12月30日(土) #202312n
こんにちは!
ドーナツ券がほしくて今年初めてミスドの福袋を買ってみたにぼしコーヒー店主です。
#ポケモングッズ欲しい人差し上げます 。
さて、
今日は新しくできた”くろしお珈琲”について書いていきます。
目次
◎くろしお珈琲とは
◎行ってみた感想
◎僕はどうする?
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くろしお珈琲とは
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くろしお珈琲は、高知県高知市の長浜という場所で今年オープンしたお店です。
長浜の狭い商店街でひっそりと営業しています。
実はここ、今年お店を閉めた高知市のコーヒー屋"coils"の中島くんが始めたお店です。
Coils
https://youtu.be/VLemSA9tK_8
新しくできた"くろしお珈琲"では、中島くんは裏方で、接客は別のスタッフさんがしています。
営業日は金土日。
町から離れた場所にあるカフェは大抵営業日が週3日くらいです。周辺の人の少なさやお店を開けるコストを考えるとこのくらいが妥当なラインなんだと思われます。
近所のお婆さんが来ていて、モーニングがあれば嬉しいとか言っている様子は
どこぞのコーヒースタンドでもよく見かける光景でした。
古民家を改装した店内は粗削りなんだけども、
これでも営業しちゃっていいんだもんね。
フットワークが大事なのよ。
場所柄、地価は安くて家賃も抑えめ。
ただ、場所を借りるにあたってはまず地元の人達との関係性をつくることが先。
地方で出店を考えている人は覚えておきましょう。
#ここテストに出ます
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くろしお珈琲の狙い
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くろしお珈琲についての個人的な感想ですが
まず「くろしお珈琲」というネーミングとデザインのベタさと万人向け感がとても秀逸。
大抵のお店は妙にアルファベットを使いたがったり
どこの国の言葉がわからないカタカナの名前をつけたがる。
"royal niboshi coffee stand"なんて長いし英語だしわけわからんし。誰がつけたんだよ。
#オメーだよ
子供でもお年寄りでも読める"ひらがな"で
高知を連想される"くろしお"というワードを使っているところが巧い。
ただ、
これは中島くんのやりたいことの中の一つでしかなく、他に拠点となるラボのようなところを構えているところ。
今年coilsを閉めたのも、
もっと動ける時間が必要だったからだと思います。
焙煎と流通をメインに置きつつ、
一方でリアル店舗でお客さんとダイレクトに関われる接点みたいなものも置いておきたい。
普段自分は店に立たず、たまに店に居て裏でコーヒーを淹れたりできる場所として今回のくろしお珈琲はできたんじゃないかな。
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僕はどうする?
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くろしお珈琲の在り方はとても良いなぁと思っているし、正直「羨ましい」という気持ちがあります。
店の属人性を下げて、「誰が立ってても回るお店」を持つということは店をする人にとってはすごく大事なこと。
多分個人でやられてる人は一度は考えたことがあるんじゃなかろうか。
属人性が高いっていうのは
そのお店の魅力や集客のウェイトが"個人"に大きくのっかかっているという意味。
"あの人がいる店に行こう"みたいな。
いいことでもあるんだけれど、
そうなると店に拘束されて他のことが出来ずに日々作業をこなすことで手一杯になってしまうし
店主が倒れたら止まってしまう。
どっちが良い悪いではなくて
"どっちも持っておく"のが大事なんですね。
にぼしコーヒーの課題はまさにコレ。
今のところは仕事を休みにして時間を捻出する方法しかありません。
中島くんを見習って、引き続き探っていきます。
それではまたねー!
くろしお珈琲インスタグラム
https://www.instagram.com/kuroshiocoffee