【おらんくネオン】展
おはようございます。
起き抜けで体がバッキバキなにぼしコーヒー店主です。
起きて体が軽いなんてことはもうトンと経験してない。これが中年か。
さて、
今日は昨日行ってきた個展の話を書きます。
行ってきたのは
はらわたちゅん子さんの『おらんくネオン』という個展。
高知出身のデザイナーさんで、
ネオンサインで描いたようなイラストを描くアーティスト活動もしている。
「おらんく」とは、土佐弁で「自分の家」っていう意味なんだけど、
地元高知をテーマにした作品が今回の作品展のメインビジュアルになっているんです。
だから「おらんくネオン」。
ネオンとか光りものが好きな僕はこれは行っておかないと。
個展の場所は初めて行きました。
‘’晴と雲‘’っていう古民家を利用したギャラリーです。
オーナーの田中愛子さんのお祖父さんが住んでいたの家だそうな。
田中さん自身も東京と高知の二拠点で活動している作家さんで、グループ展などにも出展したりしている。
その時にはらわたちゅん子さんと偶然一緒になって今回の会場での個展が実現したんだとか。
知らなければ一生辿り着くことのなさそうな隠れギャラリーである。
駐車場は3台分あるが、公共交通機関はバスや路面電車で行くこともできる。
最寄り駅は「葛島橋東詰駅」。
ちなみに駅の写真を撮って見せるとオリジナルステッカーがもらえます。欲しい。
古民家の入り口にはA看板が置いてあるので個展会場はここだとわかるんだけども、看板がなければ本当に普通の民家。素通りしちゃうね。
行ったときはたまたま僕一人しかいなくて静かにじっくり観てきました。
たまにオーナーの田中さんが説明してくれたりして。
大きなものから小さなものまでいろいろな作品が展示してあって、ほとんどの作品は購入も可能なのでした。
大きめのもので価格は25000円ということで、買えない値段じゃない。
好きな人は欲しいだろうねこれは。
グッズもいろいろ置いてあったので浮き出して見えるポストカードを一枚買いました。
順番に観ていき、最後は実際のネオン管で作られた大きな作品が飾られてある部屋へ。
実際のネオンサインを間近で見る機会はほとんどない。
近くで見るとどうやって作られているのかがよくわかる。
現在ではガスをガラス管に通して光らせている本当のネオンというのはほとんど作られていない。
危険だし、作り手も減った。時代である。
ちなみにこのサイズをオーダーするとなると100万円を超えるらしい。
普段は東京に置いていある作品で、今回の個展のために輸送するにはちょっと大変だったようです。
絵画などの作品の輸送費も上がり、さらに作品に保険をかけるとなるとものすごい金額になったりする。
高知で実物が観られるのがとてもありがたい気がしてきたよ。
和室から見える外の中庭も手入れされていてとても素敵でした。
会場は無音だったのですが(それも悪くはないけれど)僕としては作品を邪魔しない程度のBGMが欲しいかもしれない。
和室に展示されたネオンサイン画、どんなBGMが合うんだろうか?と思いながら作品を観ていました。
黒い背景にネオン灯の線で描かれた夜の街、アジアの喧騒、繁華街。
音楽もいいけれど、飲み屋の喧騒のようなものを小さく流してみてもおもしろいかもしれない。
何語で話しているのかわからないような人々の会話が飛び交っているBGM。
作品を間近でよく観るには明るい照明がいい。
はらわたちゅん子さんの作品はネオンなだけに、
会場の照明も暗めにしてブラックライトのようなものを使いつつ、実際に繁華街でネオンを見ているような感覚を味わってもらうのも面白そうです。
オーナーの田中さんからも色々お話が訊けてよかった。
はらわたちゅん子さんの作品を観に行ったのはこれが3回目。
他のギャラリー、美術館でのグループ展、そして今回の『おらんくネオン』展。
またどこかであったら行ってみようと思います。
いつかにぼしコーヒーをネオン画でデザインしてもらったらどんな感じになるだろうなーとか妄想している。
ワークショップの日や作家在廊の日もあるようなので、タイミングがあれば行かれてみてください。
オリジナルステッカーもGETだぜ。
それではまた!
ギャラリー晴と雲インスタグラム
https://www.instagram.com/harekumo.kochi
はらわたちゅん子インスタグラム
https://www.instagram.com/chung_kang.0302