私らしい表現の研究。色価を研究する585
私らしい表現の研究。色価を研究する584
の続きです。
いつもご覧くださりありがとうございます。
この記事は、レオナルドダビンチ、ミケランジェロ、ルーベンス、レンブラント、ルノワール、ドガ、カミーユコローなど、私が気になった画家の絵の模写、研究を通して、気付きや発見をシェアしていくものです。
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レオナルドダビンチの絵を模写していくなかで、他にも気づいたことがあります。
それは、
例えば顔の輪郭線や、目、鼻、口元などのパーツを現すために縁取りするメインの線以外にも、
細かな線がいろんなところに引かれています。
デッサンの場合は、それは形を取るために何本か引いた線の一つである場合もあるかもしれませんし、その他には、一度引いた線の後に、修正のために新たに引き直した線である場合もあるかもしれません。
けれども、ここからは私の想像ですが、
メインの線以外にもみて取れる、いろんな箇所に置かれた様々な細かい線というのは、
メインの線で現す表情や描写以外にも、例えばその線がそこにあることで、
見方によってはまた別の表情やニュアンスもそこに感じたりみて取ることができるように、
そのために意図的に入れたものかもしれない、ということです。
奥深い、ミステリアスな表情や雰囲気を出しているのかもしれないということです。
要は、レオナルドダビンチの絵に現れる、あの奥深い、ミステリアスな表情や雰囲気をだすコツは、
もしかしたらメインの線以外にも引かれているいろんな箇所に置かれた細かい線にもあると言えるのかもしれません。
そして、今日は
レオナルドダビンチのほつれ髪の女
Wikipedia→ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ほつれ髪の女
Leonardo Da Vinci La Scapigliata Head of a Young Woman
という絵を模写します。
今回も、
2/4日(http://nomuw.blog67.fc2.com/blog-entry-1071.html)のヴェロッキオのデッサンの模写
そして2/5日(http://nomuw.blog67.fc2.com/blog-entry-1072.html)以降のレオナルドダビンチのデッサンの模写
2/11日(http://nomuw.blog67.fc2.com/blog-entry-1078.html)のデッサンで行った、
線画で各パーツの形や輪郭線をとっていきつつ、
同時に
鼻筋や頬の影側になる部分や顎の下の方(喉の部分)など、影ができる部分の陰影もつけながら全体の形(造形)も出していく意識で描いていきます。
まずは、
顔の輪郭線や目、鼻、口などのおよその形や位置を描き込みつつ、
影になっているところや、
トーンが濃くついているところなどをみて描き入れていきます。
この段階では、目、鼻、口などだいたいの位置にそのパーツとその周囲の影や、トーンの濃い部分が乗っている状態にする感じで進めていきます。
Dessin 13th February 2022
No.1
つづく
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