顧客参画を考える(後半) by keisuke.
たまには、徳島の景色を。と思っていい写真がないかなぁ〜と思ったらこの写真でした。次回からはチームメンバーの「おかもっち」の写真を使いたいなぁと思っています。
さてさて、顧客参画についてのお話を深めていきます。前回の記事を読んで無い方は、こちらからお読み下さい。
さて、どんな企画やイベントでも、見る側と見られる側というのがあるはずで、LIVEもそうだし、お祭りもそう。2020年のお祭りは残念だけど、ほとんどが中止だと思いますが・・。
そんな中で、「御家芸」の阿波踊りには、少し面白い企画があります。
それは、「にわか連」という、「誰でも踊ろうぜ〜!」なんて企画です。
もう、ユルユルの雰囲気です。
掛け声なんて「踊りたいか〜?」です。
阿波踊りには、様々なコンセプトがあると思うんですが、見事に表現されているのは、「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損々」。地元、徳島で400年以上続く踊りには、歴史がある。ここから見習うことはたくさんあるんじゃないかな?なんて思っています。
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歴史をよく見る
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前回のnoteでは、一番近い顧客を定義化しました。それは、「家族だよ〜」なんてことを考えています。ここで大事なのは、自分の我が子の様に思ってくださるファンの方々も「共感」してもらえるのではないか?そんなお話でした。
さて、その次に考えていくのは、イベントに参画できる「隙間」を予めデザインしておくことが大切だということです。
ちょっと前に、ハイトラックスラボのメンバーとミーティングしている時に気づいたんですが、どうやらファンと距離感がある。そんなことを教えてくれました。「じゃ、距離を縮めればいいんぢゃね?」と。
さぁ、どうすればいいか?なんて考えてみれば、歴史上で素晴らしい参考になる「祭」があるじゃないか?なんて考えてました。
それが阿波踊り。
イベントまでに、仕事や学校が終わってからド真剣に練習して、当日に全力を出し切る。しかし、真剣だけだと、見ている人は飽きる。
そこに、一緒に踊れる企画もある。なかなかそんなデザインができているお祭りはないんじゃないかな?
詳細を書くと、5000文字越えそうなので、ちょっとハショリながら、ファンの方々が参画できる仕組みを考えてみました。
そんな時にやってみたことが、
できた曲のタイトルを募集しよう。という企画でした。
ここ辺りから、顧客を巻き込んだ企画が増やすことで、ハイトくんとファンの方々が形を変えて関わることができたのかなぁと思っています。
「関係性」を大切にするチームに変革するための小さなきっかけがこの企画でした。
従来形のアーティストは、事務所頼みが普通。
だけど、これからのアーティストは、お客様と共に成長して、一緒に企画を考え、実践する様な、西野亮廣さん曰く「BBQスタイル」だろうなと思いました〜。
そんなアーティストモデルをつくっちゃろう!と思う今日この頃です。
keisuke.
HIGHTRAX Lab.とは
ミュージシャンHighT(ハイト)と「世界に届く音楽を」というコンセプトに共感してくれるファンが参画してくれているオンラインサロンです。
僕らのサロンでは、「音楽」に限らず、動画、写真撮影、デザイン、イベント運営、ブランディングを学び、クリエイターやアーティストを目指す方にも、学校では学べない体験を通して、スキルを一緒に磨く「機会と環境」を創っています。是非、次に狙う「共感」の獲得方法を一緒に学んでいきましょ〜。
今日の写真は 【吉野川夕景】 ©Tokushima city