不安定感という武器
10万円の給付金の使い方をいろんな方に聞いていたら、ほとんどの人が生活費に使うということだったので、質問の言葉を変えて「どんな場所で、このお金を使ってあげたいですか?それと、その使ってあげたい理由を教えてください。」
そんな質問に変えてみたら、
「知り合いのお店で、今困っているみたいなので使ってあげたいと思います。お母さんの知り合いで、いつもお世話になってるので・・」
という風に変わりました。
やはり、質問する側がどんな意図を持って質問するかで、相手のリアクションは変わることがわかります。
みなさんはどんなところにこの給付金を使ってあげたいですか?
それはどんな理由があったからですか?
そんな質問をしていたら、「keisuke.さんは何に使いますか?」と逆に質問されました。もし僕が池上彰さんなら、この言葉を贈ります。
即回答で、「奥さんにへそくりで、先にiphone買ってあげました。給付金待ちきれなかったっす。」とお答えしました。
何よりも、大事だなぁと思うことは、このお金は「給付」されるもので、自分で稼いだお金ではありませんし、いつかは自分が税金でもう一度返すべきお金だと思っています。ある意味で、ベーシックインカムと言えるこの件については、しっかりと観察したいと思います。
さてさて、今日のテーマは、「不安定感という武器」です。
今回のYouTubeLIVEの課題と言えば、音の遅延。
本当に困った。
しかも、2秒近く遅い。
しかも、途中で音が出なくなったり、「どうなってるの!」っていろいろいじってテスト配信していると、じつは公開していたり、さぁ本番になったら、またまた音でない!本番中に見てくれているお客様に謝罪するアーティスト。
10分待ってとか言いながら、40分待たせて開始した中継LIVE。
事故と事故が重なった大ピンチという言葉を通り越してた世界・・。
まさに大道芸状態です。
しかも、なんだかテンションが上がり始めるプロジェクトメンバー3人。
どうしようもないっていう高揚感とちょっとした焦り。
どうにでもなれ!という潔さと計画性の無さ。
そんなライブが終わった時に頂いたみなさまの声がこれだ・・。
もはや、大道芸と化したライブを見て、感動して泣いてくださる方々。
本当にありがたいし、気づいたことがあります。
それは、翌日の配信での出来事。。
21:00からスタートのはずなのに、
さぁ5分前・・・。
視聴を待っている人 「2人」
全く、通常通りに始まると思ってくれていない。
ピンチを通り越して、遅刻前提のLIVE。
もう、テンションが上がりまくります。
だけど、LIVEは始まった瞬間に100人以上の方々が集まってくれました。
もう、確信したよ。僕らの強みが。
それはね。圧倒的な不安定感だ。
だって、だれも怒らないし、逆に何か起こることを期待している感さえ伝わってくる。そう、不安定とは未熟さと言えるんだろう。未熟な人たちが本気で頑張っていると感動する。例えば、中高生の定期演奏会とか運動会のリレーとか。
本当の感動(※感動のお話は、また明日!)って、一生懸命に頑張っている人を見ることで、明日から自分も頑張るぞ!って思たときにも感じるものです。
もうすでに、褒めちぎってくれます。
だけど、プロジェクトメンバー3人で振り返った時に、
「昨日の失敗が無かったら、これだけ感動してくれんかったよな」
そんなことを話し合った次第です。
あらためて
【圧倒的な不安定感】は【お客様との一体感】を生み出す武器になり得る。
これがこの二日で見つけた結論です。
明日は、「感動の正体を分ける」というテーマで考えていきます。
keisuke.
僕らが運営するオンラインサロン「ハイトラックスラボ」はこちらからはじめることができます!https://hightrax.jp/hightrax-lab/僕らと一緒に世界に届く音楽を追究して頂ける方と繋がりたいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?