思い出を忘れないように
昨日は、ずっと新しい曲の動画編集に没頭して、音楽ってのは聴覚と視覚で勝負なんだなぁと深々と感じたkeisuke.です。
|▼記憶と忘却|
さて、今日は思い出を忘れないようにというお話です。以前、このnoteでも書いたんですが、人には神様が「忘却」機能を付けてくれているからいろんな意味で救われます。調べてみると世界には、20人くらいのハイパーサイメシア(超記憶)という能力を持った人がいるらしく、過去のことが日付も付いて、曜日もすべて記憶してるみたい。だから、過去に嫌なことがあればずっと覚えているので、感情的になるみたいです。確かに自分でも嫌なことがあれば「あ〜もう!」ってなることもあります。特にお風呂に入っている時とか(笑)なので、思い出には必ず「いい」「わるい」思い出が入り混じって、どんどん積み重なる体験のおかげで思い出すきっかけが無いと思い出さないようになっています。(まるでグチャグチャの引き出しのような感じ)
さて、ここで考えておくことは、ほとんどの人は「忘れる」という現象が起こるということです。言い方を変えると「忘れる」けど「大量の記憶の中に埋もれる」ということになります。この前、住宅販売をしている人からいろんなことを教えてくれました。それは、「購買の鍵となる気配り(デザイン)」ということでした。
なかなか売れない家だったのですが、この家具のことを考えると「売れる確率が上がった」と言います。それは何ですか〜と聴くと「ダイニングテーブルとタンス、そして勉強机です。」とのこと。その3つには「物よりも思い出がいっぱい入っている」ということでした。
僕も引越しする時に、「これもあれも捨てよう!」と言いながら、「あ!あの時の写真」「子供が小さい時に書いてくれた手紙」「この傷って棒を振り回した時に・・」とか物に思い出がいっぱい詰まっていることに気づきます。そんな時に妻が涙を流したことも【今】思い出しました(笑)
|▼購買意欲の本質を探る|
家族の引越しに、一番時間がかかるのは「感情の整理」です。
他人にとっては、どうでもいいメモ帳も親子にとっては、大切な大切な掛け替えのない感情が詰まっていて、それを捨てなきゃいけないのが引越しという作業になるので、その【思い出を大切にしまう】場所を先に提案するとのことでした。
|▼【売りたい】から【広げたい】へ|
それは、僕らでも同じで、LIVEのグッズもそうだろうし、写真などもそうだろう。だけど、今までは、売る側と買う側を分けている時代でしたが、今は一緒に思い出を作る時代だと考えています。現在、取り組んでいるのは、はトラックスラボのメンバーの方々と一緒に「作品創り」をしています。
まだまだ、意見を聴きながら、試行錯誤の段階ですが「クリエイター脳」に染まっていくと、「こうしたらいいんじゃない?」というアドバイスが飛び交うような環境を作れたらいいなぁと思っています。それが楽曲がリリースされた時に、どこかで聴くたびに「僕も参加した」という思い出と一緒に残れば「寿命が長い音楽」になると思っていまーす!!目指せロングテール!!
▼HIGHTRAX Lab.とは
ミュージシャンHighT(ハイト)と「世界に届く音楽を」というコンセプトに共感してくれるファンが参画してくれているオンラインサロンです。
僕らのサロンでは、「音楽」に限らず、動画、写真撮影、デザイン、イベント運営、ブランディングを学び、クリエイターやアーティストを目指す方にも、学校では学べない体験を通して、スキルを一緒に磨く「機会と環境」を創っています。是非、次に狙う「共感」の獲得方法を一緒に学んでいきましょ〜。