200126_みらいろ

Live with Nature 荒浜のめぐみキッチン

2020年1月26日(日)、荒浜のめぐみキッチンの3回目の餅つき。1月の、もう恒例になったかな。
綴caféをこういうふうに使ってもらえて、感謝です(^-^)

Live with Nature with 荒浜のめぐみキッチン
生きていくこと。食べること。意識しようとしまいとそこには必ず自然のめぐみがある。だったら思いっきり自然と向き合って、自然を楽しんで、自然とともに生きていこうじゃないか!

 荒浜のめぐみを丸ごと味わおう!
「美味しいご飯食べたいよね」
 始まりは、そんなシンプルな思いつきだった。そして普通であればその思いつきは「そうだね」で終わるところ、彼らはそれで終わらなかった。
 仙台市民にとって身近な若林区の「荒浜地区」を拠点に、そこにある自然や人や文化に触れ、さまざまなことを体験し作り上げながら、自然と生きる楽しさや豊かさを育んでいこうと、2017年1月から活動を続けている団体。それが「荒浜のめぐみキッチン」だ。
 毎週土曜日早朝の「朝活」を基本に、荒浜地区とここ北目町ファイブブリッジ(綴café)をベースとした3年にわたる活動は、丸い田んぼを作っての田植えや稲刈り、ドラム缶風呂作り、藍の収穫と生葉染め、焚き火、田んぼでの朗読会など、聞いただけで子どもに戻ったような気持ちになってワクワク心踊るものばかり。そしてこの日3回目となった、この荒浜で穫れた餅米を使っての餅つきもまた、和気あいあいと楽しいイベントのひとつだ。

二種類の餅を、つき比べ食べ比べ。
 荒浜の丸い田んぼで育てた、宮城を代表するもち米「ミヤコガネ」。そして同じく荒浜で育った珍しい品種「ハツキネモチ」をつき比べ、食べ比べ。歯応えがまるでちがう。ミヤコガネの方はふんわり柔らかくて宮城県民にはポピュラーだが、ハツキネモチの方はそれよりもだいぶ固くてもっちり噛みごたえがある。餅をついている段階でわかるくらいだから面白い。そうやってみんなで餅をついてみんなでそれを食べて…いつの間にか大人も子どもも一緒になって、不思議な感動に包まれていく。
 自然と向き合ったとき、人と人との垣根は取り払われていく。そして生きていることを実感してまた人が愛おしくなる。小山田陽さん(おやっさん)や荒浜アグリパートナーズの渡邉智之さん(ぽんぽこさん)たちと一緒に、この場所をこういう場にできたことに本当に感謝だ。

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