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驚愕の"ピアノ弾き語りラップ"動画3選

どうも!!

2019年から「ピアノ弾き語りラッパー」を自称して活動している、センチメンタル岡田と申します。

ピアノ弾き語りラッパーとは読んで字の如く、ピアノを弾きながらラップをする人のことで、私が作った言葉です。

ピアノ弾きながらラッパー」とか「ピアノ同時ラッパー」とか、別の言い方もあるかと思うのですが、一般的に「ピアノ弾き語り」というと、ピアノと歌を"同時に"行うことをイメージすると思うので、この呼び方を考えました。

この、まだ名前も歴史もないジャンルで重要なのは、単独でピアノを弾く能力があり、それとは別に伴奏があればラップもできる、ということではなく、両方を同時に行う、というところがミソなのであります。

と言っても多くの方はピンとこないと思うので、私が衝撃を受けた、上質な"ピアノを弾きながらラップするヤツら"の動画を、今回は厳選して3つご紹介しようと思います。

選んだポイントは、
プロのラッパーであること
・オリジナル曲であること
・影響力があること

です。

それでは、いってみましょう!

Dave - Black (Live at The BRITs 2020) 

筆頭に挙げるのは、サウスロンドン出身で、グライムと呼ばれるUKヒップホップの若き旗手、Daveの動画です。

内容は、2020年のブリットアワードでのパフォーマンスです。

ブリットアワードとは、1972年より続く、UK版のグラミー賞ともいわれる由緒ある祭典です。

ここで演奏されている楽曲"Black"が収録されたアルバム"Psycodrama"が、この年の最優秀ブリティッシュ・アルバム賞を受賞しました。

該動画は2021年9月現在で約800万回再生されており、オリジナル曲のピアノ弾き語りラップ動画としては、かなり高い数字を誇ります。

(ひとり1再生ずつだとしたら)800万人もの人々に、「ピアノを弾きながらラップするという演奏スタイルがある」という事実を知らしめた、偉大な動画です。

もっとも、次に挙げる動画のほうが、再生数では上回っているのですが、ヒップホップがメジャーではない国での若手の健闘というポイントを加味して、はじめにDaveを挙げさせていただきました。


D Smoke Stuns in the Finale with Last Supper | Rhythm + Flow | Netflix

アメリカのラッパー、D Smokeのことは、「リズム+フロー」というNetflixで観られる番組で知りました。

この番組の中で彼は、自身のコンサートの冒頭で、"ピアノ弾き語りラップ"をしながら登場します。動画は長大な番組の中からの、彼のコンサート部分の抜粋です。

この動画の再生数は、1000万回を越えてます。おそらく、オリジナル曲のピアノ弾き語りラップ動画としては、現在の最高記録ではないでしょうか。

(ちなみに、カバー曲ではこちらの動画が2021年9月現在1.5億回再生されていて、おそらく最高記録)

彼はピアノ弾き語りラップができる上に、英語のみならず、スペイン語でもラップができます。

つまりピアノを弾ける音楽的土壌がある上に、バイリンガルラッパーでもあるのです。

そんな多角的な才能を持っているのにも関わらず、この番組で話題になるまでは彼は今ほど知られていなかったと思うと、本当に音楽業界というのは群雄割拠なのですね。


Tyler,The Creator - SEE YOU AGAIN ( RANDOM ACOUSTIC VERSION)

最後です。こちらもアメリカのラッパーです。
言わずと知れた、若手?ではないのか?もう中堅どころかもしれない。というほど、実年齢はそれほど高くはないが貫禄たっぷりなTyler,The Creatorも、ピアノを弾きながらラップすることができます。

こちらはゆる〜く、まさに「余技」といったおもむきですね。彼はこの「ピアノ弾き語りラップ芸」に真剣に取り組む気はなさそうですが、知名度の高さと影響力の大きさを加味して、取り上げてみました。


おまけ:センチメンタル岡田 - 嫁のおまけ

"雑魚のトト混じり"で、私自身の、ピアノ弾き語りラップ演奏動画もアップさせていただきます。よかったら観てみてください!


自作プレイリスト"ピアノを弾きながらラップする方々"



その他、国内外の、"ピアノ弾き語りラッパー"たちを集めたプレイリストを作りました。ご査収ください。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

今のところ、普段はラッパーとして活動しながら、「こんなこともできるよ!」という「余技」として"ピアノ弾き語りラップ"をするミュージシャンが多いのですが、私はあえてそれを極めて、「ピアノ弾き語りラッパー」を自認するべく日々精進しております。

今回、紹介できなかったミュージシャンもいますので、そちらはまた別の機会に記事にしようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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