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玉川太福師の浪曲を堪能
落語の定席である新宿末廣亭で浪曲師がトリを取ると言うのは60余年ぶりのこと。そのトリが花園寄席(那覇市)で堪能した玉川太福とくれば、そりゃあ電車に乗ってでも行かねばなりません。
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昼の部のラストに滑り込み。新宿末廣亭は昼夜の入れ替えがありません。3000円払って入場、なんと前から2列目の真ん中が空いてた。昼の部の後半5人を観ました。
夜の部は16時30分から。入れ替えなしなので空いた席にどどっと人が。2階席まで満席。
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柳亭小痴楽の代演が春風亭昇也、交代出演は7代目圓楽を襲名する予定の三遊亭王楽、春風亭柳橋の代演がなんと‼️神田伯山でした。10日間のうちこの日だけの出演だったようで大当たりでした。交代出演の浪曲は玉川奈々福。
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今日、登場した落語はみんな面白かったなー。特に春風亭昇々は初めて見たけどめちゃくちゃ良かった。全裸男が自分のオフィスを駆け回るというアホみたいな話だけど表現力が豊かなのであっという間に彼の世界観に引き込まれたわ。
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さてトリの玉川太福さんですが、今回の演目は『天保水滸伝 笹川の花会』でした。なんと下総国のお話しでした。詳しくはこちらをご覧ください。
今夜は立って浪曲を演じましたが普段は座ることが多いそうです。花園寄席では立って演じていたので立つのがスタンダードだと思ってた。個人的には座ってやるより立ってやった方が落語や講談と差別化できるし、なにより迫力がありそう。残りの下席は立ったり座ったりどちらもやるそうです。あと演目に関係ないけど太福さんはお茶を飲む姿がとても絵になります。
終演後は太福さんを中心に玉川奈々福、滝川鯉八、神田伯山、春風亭昇々、玉川みね子各氏が登場。まさにカーテンコール。ラストは神田伯山の先導で三本締めで大団円となりました。
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