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就職氷河期世代を考えたら…

最近よく耳にする『就職氷河期世代』というワード。昨今のインフレ基調の中で大企業が初任給を上げていくニュースとともに、この不遇の世代にスポットライトが当たりつつあります。いったいどの世代がそれに当てはまるのでしょうか?

各世代の表をご覧ください。

諸説ありますが…

この表を見ると、私は今年55歳なのでバブル世代の最後と就職氷河期世代の最初あたりに位置するようです。特に私は浪人と留年で世間に出るのは2年遅れてるので就職氷河期世代と言っても良いでしょう。

私の場合ですが、アルバイトばかりで就職活動はあまり真面目にやっておりませんでした。ただマスコミに行きたかったので、朝日新聞の求人欄(マスコミ各社は必ず朝日新聞に出稿していた)だけはかなり細かくチェックしてました。

いわゆる企業セミナーなどはあまり参加したこともほぼなく、どうやって就職活動していいのかもわからない始末でした。

最初に入った出版社はいわゆる業界誌を扱う同族企業で給料もかなり安かった記憶があります。そこに1年半ほど勤務して以降、ふらふらと転職を重ねてきました。

振り返ってみると本当に薄氷を踏む様な人生を生き延びてきたなぁと思います。安定した企業に勤めてたわけではないので、いつ自分がホームレスになってしまうのかという不安がいつもありました。

総務省統計局の「労働力調査ミニトピックス No.21」によると、35~44歳の世代における非正規雇用者のうち、不本意ながら非正規雇用に就いている者(不本意非正規雇用者)は50万人に上り、非正規雇用者全体に占める割合は男性で35.0%、女性で9.6%と報告されています。私より少し下の世代のデータですが同世代も同じ傾向でしょう。

『議員』はどうでしょうか?これを職業と考えるとこれほど不安定なものはありません。しかし私は議員は『職業』と言われるのピンと来ないんですよね。どちらかというと4年間『だけ与えられた立場』の方がしっくりきます。わかりますかね、この辺のニュアンス。

就職氷河期を考えてたら、今の自分の立場を振り返る良いきっかけになりました。

まとまりがなくてすいません…今日はここまで。

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