Googleフォト無制限撤廃につきデータの断捨離を行った話
こんにちは。ケース研のQueです。
Noteではですます調で書くつもりだったのに、ケース研で採用しているである調で書いちゃってる!慣れって恐ろしいですね。
2020年11月11日、私や多くの人にとって衝撃的ニュースが報じられた。
Googleフォトが無制限保存サービスを撤廃するというのだ。
Googleフォトのおさらい
ここでGoogleフォトを知らない、使っているけど意識したことないという人のために説明しておくと、Googleフォトはその名の通りGoogleが提供するフォトストレージサービス。
特にスマホとの相性が良く、Googleフォトアプリを入れておけば自動的にスマホ内の画像をGoogleフォトに保存してくれるのだ。
そういったサービス自体は他にもいくつかあるのだが、Googleフォト最大の強みは、1,600万画素以下の画像及び、フルHD動画までなら無制限に保存出来るという事だ。
Googleフォトと私
私はGoogleフォトの前身「Picasaウェブアルバム」時代からかれこれ15年以上使っている。
といっても留学時代に撮影した大量の写真が入った外付けHDDがアクセス不能になってしまったのだが、この頃のPicasaは1GB程度のストレージで無制限ではなかったので一部お気に入り写真のみWebで世界各国の友人に共有するために入れた分は残った。
結構この記憶が痛烈に、以降写真のような大切なものはむしろクラウドサービスが安心と思わせるきっかけとなった。
2011年、Google+利用者特典として長辺2,048ピクセルまでであれば無制限保存可能。それ以上大きい画像でも自動縮小してくれるようになった。
2011年といえばiPhone5が発売された年であり都市部の30代以下であれば半数以上がスマホデビューしていた頃だ。
上記は私の写真の枚数に比例したスライドバー。2015年くらいから一気に伸びている。
一番下は1986年。もちろんデジタルカメラでの映像ではなく昔のフィルム写真をスキャンして取り込み撮影日が分かるものに関しては編集しているものだ。
分からないものも大体何歳くらいだろう、これは服装から季節は夏だろう。みたいな感じで日付設定して取り込んでいっている。
2013年6月からわざわざ保存するまでもないような画像やスクリーンショットが出てくるのでこのあたりからGoogleフォトアプリで全画像をバックアップ取り始めたようだ。
このスライドバーを見ても分かるように、年々枚数は増加している。
Googleフォトが無制限保存サービスを撤廃
Googleも無料と言ったもののここまで保存されてはストレージがいくらあってもまかないきれないというところだろう。
Googleフォトは2021年6月以降無制限をやめて、Gmail、Google Driveと合わせて15GBまで無料保存可能となる。
今どれくらいの容量を使っているかは以下から確認出来る。
私の場合こんな感じ。
Googleドライブはほぼ使っていない、現時点でGoogleフォトにある写真は容量に含まれないという事で、実質Gmail。現時点で10GBも使っている!!
実は2020年頭くらいに13GBを超え警告メールが来たので添付ファイル等1メール2MB以上のメールを削除した。
それでも10GB。大半は長年蓄積された一つひとつは微々たる容量のメールなのだ。
一体いつから使ってるのか確認したところ2006年からだった。
14年間メインメアドとして使ってきたわけでそら10GBになるわ。と。
このままだとGoogleフォトの容量が加わったら数ヶ月でいっぱいになってしまうのでGmailの本格ダイエットを始める事にした。
99%はメルマガ地獄
無闇矢鱈とメルマガ登録しないでおこうと思っていても、楽天やYahooで買い物すればデフォルトでメルマガ登録にチェックが入っていて外し忘れるし、「レビューを書いて送料無料!」みたいな商品でメルマガチェックはずしたら連絡取れないからと送料請求されないかな?と不安になってとりあえずメルマガ受信するにしたり、お気に入りの高級ブランド店で「新商品入荷したらメルマガ送りますよ」と言われ絶対買わないのにメアドを教えたり、、、、皆さんもこういう感じじゃないだろうか?
特に私はポイントを活用した会員登録促進やマストバイの仕事をしてきたので仕事柄とりあえず登録してどういうメールが来るのか確認したり、と人よりメルマガ登録が多い。
今思えばメルマガやネットショップ登録用の別メアドが合っても良いかなと思うけどそうすると今度はメインメアドにいつメール来るの?って感じ。
プライベートはLINEやFacebookメッセンジャーが主体だし、仕事は会社のメアドやSlackに連絡来る。
個人のPCメアドなんて士業とのやり取りや就職活動か、執筆依頼くらいしか使わないので分けたら絶対見落とすんだよなー。
メルマガの排除を行う
多くの人にとって、過去のメルマガ等さっさと捨ててしまえばいいだろう。
しかし私のようなライフハックブロガーの場合、過去のメールから「8年前にはこういうキャンペーンをやっていたんです」みたいな証拠画像として使う事がある。
例えば11年前のクリスマスシーズン、Appleではホイール付きiPod nanoを推していた。みたいな。
しかし、多くのHTMLメールの画像が表示出来なかった。送信時のメールの容量を軽減するため、画像自体はサーバーに置いてメールにはリンクを貼るようにしていたのだろう。こういったメールはもはや価値がない。
というわけで、メルマガを見つけては、配信停止処理と合わせて同じメアドから来ているメールをソートして一気に削除していく。
面倒なのが別途確認メールからURLクリックしないと配信停止出来ないやつ。20%程度がこれ。
Gmailだと、50件とか100件とか、1画面に表示されている分だけでなく左上の一括ボックスにチェックを付けると「この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択」と出るのでここをクリックすれば何万件あっても削除可能。
ただし、一気に削除出来るのは5万件程度っぽい。そもそも5万件削除ボタン押すと削除完了通知まで数分かかるのだが、12万件一括削除した際はフリーズしたみたいになり、ブラウザを更新すると5万件ほど減っていたので3回繰り返した。
オススメは、一括処理から「未読」を選んで削除。
大半がメルマガであっても、一部残しておいた方が良い重要メールが紛れ込んだりする。
そしてそういうメールは既読のはずなので、未読だけを一括消去していくのが良いだろう。
私は5時間くらいかけてダイエットさせたところ。。。
なんと1GB以下にまで削減出来た!
つまり9割以上はいらないメールだったという事だ。
ここまで下げたところで今までのように全ての写真をGoogleフォトに入れていけばいずれいっぱいになる。
来年の5月以降は厳選したものだけを保存しないといけないが似たような写真をまとめてどれを残すか聞いてくれる機能を導入するっぽい。
むしろその方がいいのかもしれないな。
私のようにそれなりにITサービスを使えるものはいいのだが、写真好きの母が心配だ。
iPhone内に苦労してアルバムを作っては、機種変のたびに失ってきた。
なのでGoogleフォトを使うようにさせた。アルバムも移行したいと言われたが結構ガッツリ作り込んでたのでそれは無理だと伝えた。
母がいっぱいになったタイミングでGoogle One課金してファミリー共有するのが良さそうだな。
私一人なら15GBで頑張ってやりくりするだろう。元々そういう無料内の縛りが得意で、Evernoteが無料だと2台までしか同期できなくなった際は以下のような回避策を見つけ出した。
しかし母には難しいので親孝行のためにも有料版に移行しないといけないのだろうな。