自殺問題を考える
選挙の総括をしようと思っていたが自殺問題を考えたい
僕は誰も孤立しない、誰もが将来に不安を抱かない社会を訴えていた。
テレビのニュースでは若年層の自殺がフォーカスされているが
僕世代、40-50代は目に入らないのかと正直思う。
これは令和4年中の厚生労働省と警察庁が出した自殺状況
https://www.mhlw.go.jp/content/R4kakutei01.pdf
そしてこれがその原因である。
https://www.mhlw.go.jp/content/R4kakutei-f01.pdf
本当のところは本人が亡くなっているので誤差があるかもしれないが
公のデータである。
オリジナルの統計も貼っておく
ここで思うのは、相談やメンタルケアは思いとどまることはできるかもしれないが原因は取り除けないのでは。
端的にいうと日本の社会構造がそうさせているのではと思う。
特に若年層が顕著な4P目の部分であるが
学業・入試・進路・孤独感
これはエスカレーター式の今の方式自体に問題があるのではないか
失敗が将来の不安を生み、生きていく望みを奪うのではなかろうか
これはどの世代でも言える。正直僕も家族がいなくて失業したりしたら
社会と繋がらなくなるし数年生きようが、仮に100歳まで生きようが現状が変わらないのなら、いつ死んでもいいのではと僕なら考えると思う。
僕が強く言いたいのは生き方の多様性は認められないのかと
大学に行かないで働くことを選ぶのは能力がないからなのか。
勉強が嫌いで職人になるのはいけないのか?
SDGsなんていってるが
環境問題ばかりにフォーカスし、「貧困をなくす」「質の高い教育をみんなに」はどこに行ったのかと。
「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」
って正規雇用のことじゃないのかと?SDGsを訴えてる企業は当然働き方改革をやってるのかと聞いて回りたい。
若いうちに自分で死を選ぶのは残念だと思う。
しかし、焦点を当てるところを間違えると改善しない。
根本的な原因がなにか、なぜ有職者の原因が鬱が1位なのか
僕は輝かしいキャリアがあるわけではなく非正規の経験もあるので言えるが
将来が見えないのはとんでもなく不安である。
芥川龍之介も自殺したわけだが
将来に対するぼんやりとした不安・・・生きるために生きる
とは先に述べた通り、僕が仮に独り身になり(芥川には家族はいた)ただ、単調な毎日を繰り返していたらと、ふと考えてしまう。
なので本当にお願いだから中高年にも焦点を当ててほしい。
若年層の自殺防止とテレビで見ているだけで世間はもう自分たちのことなんか見てくれないと感じてしまうのだ。
少し、選挙の話もするが、今回は落選した。
しかし、失敗ではないと思っている。
周りの暖かさに触れ、友人は涙し、会社の皆は讃えてくれた
サラリーマンでクレイジーな挑戦者を憐れな男だと言わなかった。
(まるでドンキホーテのような愚かな挑戦だとは自分では思ってたw)
ただ、結果として挑戦したこと自体が成功であると思っている。
第一志望に受かる人もいるが落ちる人もいる
落ちた人を笑う人なんて相手にするな。
上には上がいるし、下には下がいる。
自分がベストを尽くしたかだけをみるといい。
チャレンジしたことを、自分自身を褒めてやってほしい。
ちなみに、僕は自分を褒められるほど偉くないと思っているw
SDGsを掲げている企業は17項目をもう一度見直してほしい。
バッジをつけてる人も胸を張って言えるのか考えてほしい。
自殺を選ぶ人に罪はない。僕は社会の問題だと思っている。
生き方に多様性はある。
サラリーマンで選挙に出て落選した男がそういってるんだから。
はまぞえけいすけ
選挙ドットコム: https://go2senkyo.com/seijika/186199
Twitter: https://twitter.com/Keisuke_Hamazoe
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