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頑張れ新人vol.6「飲み会あれこれ」

飲み会のことを1つの価値観で考えるのは難しい。
価値のある飲み会もあれば、無駄なお金と時間の浪費だったという飲み会もある。ちなみに私は、飲み会に行ったから話せた人、聞けた話がたくさんあるので、飲み会にはプラスの面があると思っています。

とはいえYES or NOで論じるのは難しいんですよ。「無駄かどうかは自分次第」という考え方もありますし、断言はしづらい。ただ、飲み会はハマってしまう(飲みこと自体が目的化する、趣味化する)と目的が薄れていきますし、その人自身が「意味の薄い飲み会生産者」になることもある。だから固定観念が染みつく前に、俯瞰して「飲み会」を考えられるようになっておきましょう。

・飲み会は時間・お金の使い方の1つ

飲み会に参加する。短くても2時間から3時間、長いと6時間くらいは拘束。さらに¥4,000~¥10,000程度のお金が出ていきます。せこい話に聞こえるかもしれませんが、それらはあなたの持つ限りある資源です。それを飲み会に投じているのです。若いときはそんなこと微塵も考えていませんでしたが、いまは「それと同等の価値を生んでいるのか」を重視しています。

価値を生んでいるかどうかの判断は主観でいいと思います。言っても娯楽ですから、そこにあまりお堅い基準は必要ないかなと個人的には思います。「こいつと久しぶりに飲めるなら時間とお金は2の次でいいかな」って思えるかどうか。僕にとってはそんなもんです。

私たちは教員ですから、「俺の1時間には1万円の価値がある」なんて基準は持っていませんが、フリーの方ならそういう視点もあるでしょう。余談ですが、そういう方の資源に対するハングリー精神は、見習うべきものがあるように感じます。

・基本的に行きたくない人は

基本的に行かなくていいと思います。ただ、あなた自身を歓迎・送迎する歓送迎会などについては、組織の調和を重んじるのであれば参加すべきだとは思います。どちらかというと「そこは来いよ」という文化が学校にはありますから、それは理解しておきましょう。ただ参加してもお酒を飲む必要はありません。体育会時代の感覚で初めて職場の飲み会に行ったとき、拍子抜けしたのをよく覚えています。よく考えればそりゃそうです。目的が組織の親睦ですからね。

・自分が開くこともある

自分がリーダー的な立ち位置にいるときなどは、親睦のための手っ取り早い手段として、飲み会を企画することがあります。みなさんもおそらくそういった機会が出てくることでしょう。

飲み会を企画する能力は、意外と仕事に通じるものがあります。担当することがあれば、全力でやってみると気づきがあると思います。

・さいごに

初めて職場に入るみなさんが、どんな人と出会うかで飲み会との関わり方も大きく変わると思います。若いみなさんは「社会人ってこんなもんなんや」と考えが凝り固まりやすいことを理解しておいてください。

それから、ずっと職場や職場の人の文句を言っているような飲み会であれば(文句は楽しい気がするし、酒も進むんですけどね笑)、その日限りにしておくことをおすすめします。

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