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頑張ろう中堅vol.7「とりあえずやってみた!(オンラインLHR)」

 昨日も書いたとおり、GoogleMeetを用いて担当するクラスの新1年生40名とオンラインでのLHRに挑戦しました。

 How toについては、興味のある方はLINEやDMをください。自校の他の先生向けに作った説明用のPDFがあるので、それを送ります。

 40人で集まったのち、5人ずつ8つのグループに分けてフリートークタイムとしました。(Zoomと違ってGoogleMeetではこれが面倒なんです。)

 子どもたちはとても楽しそうでした。緊張して話せていない生徒もいましたが、多くの生徒がやっとみんなと話せたという雰囲気でした。マスクのない顔を見たのも初めてだったと思います。やってみた価値がありました。


 この春から新入生の担任となり、いままでの経験をフル稼働しています。正直、少し浮いています。他の誰もしていないのに、中学校に電話したり、訪問をしたり。今回のオンラインLHRも、学校の中ではそれほど大きな成功とは認識されていません。分割とはいえ6月から授業も再開されます。いまさらそんな労力をかける必要性はないのかもしれません。第2波も考慮してのチャレンジではありますが、リターンは薄いかもしれません。

 我慢の時なのかもしれません。

 同じタイミングで転勤してきた先生が一人、いろんなことに一緒にチャレンジしてくれています。
 学年会議で「中学校の先生は情報持ってはるから連絡した方がいい」と、誰かに教わったようなことを言いまくっていたら、若い先生が相談に来てくれて、アドバイスを基に中学校に訪問していました。
 また別の先生が、「先生ならこの子のことについて中学校に電話したりしますか」と相談に来てくれたりもしました。

 周りを巻き込んで、学校にうねりを生み出すのは、たくさんの能力と労力を必要とするんだなと感じます。いままでの自分なら「それでも突っ走る。」戦法なのですが、そこも成長しないといけません。

 大学院でリーダーシップのことについて考える機会が多くあり、さまざまな形のリーダーシップを学びました。自分はリーダー色が強いと思っていましたが、それは1つの形に過ぎないということを知りました。

 自分が大切だと思う価値観をいまの学校に広げたい。そのためには、どうやら新しい振る舞いが必要なようです。前任校のときとは違う、新しいリーダーシップを身につけないといけない。これは思った以上に難しいです。

 今日なんて、くたくたで帰宅してすべてのやる気スイッチをOFFにしてしまいました。もしかしたら、途中で挫折するかもしれないなと思うくらいです。

 とりあえずやってみた。って聞こえがいいんですよ。チャレンジしてる感があって、これを読んでくれている人も肯定的に捉えてくれているでしょう。

 だからでしょうか、やってみた先にすぐに成果が現れるような錯覚を抱いていたように思います。肩書なしでは、自分の影響力なんてこんなもんかと笑ってしまうのが現実です。

 おれこんなもんか~。って笑いながら、とりあえずやってみようと思います。

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