頑張れ新人vol.7「電話応対,名刺交換,etc」
初任時代、教育委員会の行う初任者研修とは別に、校内で主幹教諭が初任研を行ってくれていました。校内の課題や我々初任者の課題に合わせてテーマを設定してくれていたので、委員会で実施されるものよりも効果があり、いまでも感謝しているのですが、その中でも特にありがたかったのが、社会人としてのマナー講座でした。
・使わない能力と要らない能力の区別を簡単にしない
教員は世間知らずとよく言われます。その分子どもたちのことを真剣に考えている専門職なので、あまり批判的にだけ見てほしくはないですが、世の中のことをもっと分かっておかないといけないのは事実だと思います。
名刺の交換は、日常的に行うことは少ないです。電話応対にしても、ほとんどが生徒か保護者です。なぁなぁでもまかり通る。練習してもあまり使わないかもしれません。でも、意味はある。知っておくことはとても大切だと思います。
新任教員であり、なおかつ新社会人であるみなさん。学校に慣れることはとても大切ですが、学校でしか通用しないことや、学校以外では通用しないことをしっかりと認識しようとする姿勢を持ってください。教員という仕事が、この先どこまで安定した職業と呼べるかも不透明です。どうせなら、社会でも通用する若きホープになってやりましょう!