MoonD'shake 『EGG SALA』



台湾のベッドルームポップバンド、MoonD'shake (発音: ムーン・ディー・シェイク)の1st albumの『EGG SALA』が素晴らしい。
1st albumにして、この完成度。
このアルバムが出るまでは、2020年に出したEPと2021年のシングルの計4曲しか、ストリーミングサービスでは聞けないバンドでした。
(※Street Voiceでは、toeのグッドバイのカバーなども聞けます。)
この4曲のクオリティがとてつもなく高く、新しい音源を楽しみにしていたところ、ついにアルバムがリリースされました。

MoonD'shake は、2020 年に台北で誕生したバンドです。
主要メンバーは、リーダーで木眼鏡樂團の黃國晏(ベース、ギター、シンセサイザー)、 許家菱 (ボーカル)、問題總部の黃子恩 (ギタリスト) です。

ベッドルームポップ、ロック、エレクトロニック、フォークの要素があり、アルバムを聴き進めると1曲ごとに表情が変わっていきます。
EP4の「Sad Party」とEP6の「Streets」は、静的な流れのアルバムの中で動的な曲で特に印象に残ります。
また、EP7の「MAYO」には、エヴァンゲリオンの渚カヲルのセリフが入っていたりと、日本人としてはニヤッとしてしまうポイントもあります。

また、リリース直後に行われた台北でのxiexieとの対バンライブでは、I’mdifficult 我是機車少女のdotzio(Vo. / Syn.)と呂仲林(Dr.)がサポートとして参加していたようです。
日本でも、このメンバーでのライブを見たいです。


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