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消費活動に生産活動をプラスすると仕事になる
このタイトルを読んだ時、「何を当たり前のことを言っているんだ」と思う人もいれば、「はにゃ?」となる人もいるかもしれない。
数年前からよく聞く好きなことで生きていくということについて考えてみる。
好きなことで生きていくと聞いて、きな臭いと感じる人や、そんなのは限られた人にしかできないと感じる人もいるかもしれない。
好きなことで生きていくということが、消費活動だけで生きていくとか、ハッピーなだけで生きていくと考えてしまうと現実味が湧かず、自分ごととして捉えられないだろう。
好きなことで生きていくとは試行錯誤しながらめんどくさい生産活動を伴って価値を生み出すことである。
数年前にYouTuberが好きなことで生きていくと言って話題になったので彼らを例に取ってみる。
確かに好きな趣味に取り組んだり、好きな人と遊んだり、楽しんでいる様子を発信してお金儲けをしているように見える。
しかしこれにはめんどくさい生産活動が伴っている。
日々の動画の中で、自分たちの作りたい動画とウケる動画を分析してバランスを取りながらアップしたり、どうすれば伸びるかを試行錯誤して企画や編集に反映させている。
また、ファンありきのビジネスであり、コメントやDMでもろにリアクションが返ってくるため、芸能人より身近で親しみやすいという性質を掴んでコンテンツを生産し、毎日PDCAをぶん回している。
つまり、一見好きなことだけして楽しんで稼いでるように見えて、実は精神的にも食らうし、体力的にもめんどくさい生産活動が伴っているのである。
これはミュージシャンや、スポーツ選手、芸能人などの昔からある煌びやかな職業にも言えることである。
趣味を仕事にしている人もそうで、好きなことにとんでもなく時間を費やした上で考えることや努力することにもとんでもなく時間を費やしている。
ただ、好きなことのためだから時間を忘れて熱中できるというのは非常に強い。
そんなに好きじゃないことのために1日8時間以上、週5日以上を受動的に費やすか、好きなことに熱狂して時間を費やし、思考しまくってそこに生産活動を付随させるかの違いを考えた時、後者の方が人間として健康的なのではないかと僕は思う。
そして今や、映像制作、楽曲制作、文書制作などの生産活動は調べて自習すればできるし、さらにそれを発信していれば同じような趣味の人と繋がることもあるだろう。
そうすれば共同制作など規模を大きくすることができたり、最終なにか仕事に繋がる可能性はどんどん大きくなる。
伸びない時やうまくいかない時は、どうすればみんなに認知してもらえるか、どうすればもっと良いものが生み出せるかを考え、改善し、その結果からさらに試行錯誤して行動し続ければどこかで当たると思います。
趣味を深め続けたり、noteに書き留めたり、YouTubeに動画を上げたり、その他SNSやブログで発信したり、コミュニティに参加したり、出会った人に考えや行動を話していることが足跡になる。
その足跡に誰かが興味を持つかもしれないし、足跡をつけ続けていると気付いたら好きな仕事に辿り着いているかもしれない。
何がどうなるかなんて他人にも自分にも分からない。
だからこそ人生は面白く、生きていることを実感できるのである。
というわけで、好きなことに熱狂し、考えることと行動することを徹底すれば好きなことで生きていくことができると思いました。
読んでいただきありがとうございました。
それではまた明日。