ドブネズミの美しさ。
「美しさ」とは何でしょうか。
THE BLUE HERATSの名曲「リンダ リンダ」の冒頭ので
「ドブネズミみたいに美しくなりたい、写真には映らない美しさがあるから。」
と甲本ヒロトは歌います。
小学生の頃父と母がブルーハーツをよく車で流していたので、なんとなくブルーハーツのことが好きになりました。そして小学校でも一人でこの歌詞を歌っていました。
すると周りの子達は「ドブネズミのこと美しいって思うの?笑笑」と言うような調子でこの歌詞と僕を?からかってきました。
しかし当時も今でもその歌詞のおかしな要素を発見できません。
自分はドブネズミのことを美しいと感じます。
なぜ自分はドブネズミに「美しさ」を見出すのか、それはドブネズミの誰にも好かれず、気にもされずただ健気に生きている姿に自分を重ね合わせて、自分は「美しい」と言い聞かせたいだけなのかもしれません。輝いている人への僻みかもしれません。
そうでなくても、ドブネズミそのものに自分は崇高な魂を感じるのです。
「崇高さ」それは「美しさ」になり得るでしょう。