過去問だけで合格するプロセスを掘り下げて説明します。

よく、過去問だけで合格できると言う話を聞くと思います。多くの人は、本当に単に過去問だけ実施してテストを受けますが落ちます。過去問だけで合格するというのは嘘なんでしょうか。

[過去問だけで]という意味は、買った本は過去問だけという意味です。過去問をヒントに学習方法を確立していくのです。過去問をやるときに重要なことは、電験三種の試験の傾向を正確に把握することです。問題の出し方、選択肢になり得る語句の傾向等を把握します。その上で、学習していくのです。

学習のプロセスは非常に複雑ですが、一般的にこんな感じです。

1.過去問の回答を読み回答に書かれていることが理解できるかどうか確認する。もし理解できるならば問題を解いてみて、答え合わせをする。理解できなければ、理解できない語句、公式を検索して理解する。最近はYoutube 等でピンポイント講義が色々とあるため、これを参考に理解する。理解した上で、過去問を解いてみて答え合わせをする。

2.間違えていた場合は、間違えていたところをマークして、間違えていた事実を記録する。これが重要で、過去問二週目、三周目でも全く同じポイントを間違えていることに気づくはずです。

3.過去問10年分を2、3週して、記憶に定着させる。基本的に範囲が広いため、覚えていられません。間違えやすいところに付箋をして、試験当日の各科目の準備時間に復習します。公式だけ1ページに羅列したものを用意して、試験直前に復習するのも効果的です。特に法規は注意しましょう。選択肢になり得そうなポイントだけまとめたシートを用意しましょう。公式と問題のセットで覚えておくと、試験で見たことない問題が出てきても対応できます。

何か質問あれば連絡ください。では頑張ってください。

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