見出し画像

寿司打から学んだ4

寿司打で思い出したことがあります。なので寿司打回復活です。笑

【あなたの原因はどこから?】

タイピングをしていて、どんなときに発達曲線が急に上向きにるかというと、案外何かを重点的に練習したときではありません。例えば、「か行」の練習をしたからそれがうまくなるというよりは、他の行がうまくいったからなんか全体も一気に上達したみたいなことが多いのです。つまり上達する瞬間に明確なきっかけや要因はなくて、ひょんなことから全体が良くなったりするということです。ただこれに関しては逆にスランプになるときも同じだと思います。

割と多くの人が、物事の成功や失敗の原因はより限定的に考察したほうが正確だ、と認識しているような気がします。しかしタイピングと同じように、その原因は意外と遠いところにあったり、全く別物だったりすることがよくあるわけです。特にスポーツにおいては原因を正確に特定することは困難だと考えます。数え切れないほどたくさんの要因が、ミルフィーユのように重なって事象が起こっているからです。なので、個人的には、限定的に見ていくというよりは、逆に広く、また遠いところから原因を探るように意識しています。経験上、そうしないと、盲目的になったり、その結果ドツボにはまる可能性が高いからです。

例えば、スパイクミスの原因を探るとき、僕は自分のパスの質、体勢やリズムから考察していきます。逆にインパクトの瞬間など、より限定的な意識にフォーカスすると、単純に視野が狭くなり、修正が効きにくくなるからです。もちろん原因を一発で正確に特定できればいいのですが、めったにそうはいきません。そう考えると、やはり最初から広い視野をもって考察できていたほうが、効率的な気がします。

なんならもっと広く考えると、サーブの調子が良くなれば勝手にスパイクも良くなるよ、くらいに考えていて、結局気持ちの問題だったり調子の問題だったり、私生活でいいことがあって気分が良くなれば解決したり。笑 僕の競技人生においてはなんかそんなもんでした。っていうか元も子もないことを言うんですけど、そもそも自分がうまくいったりいかなかったりすることに原因や理由などありません。よくわからんけど悪くなって、よくわからんけど良くなります。笑 やっぱり原因を探りたいとか、そのために練習しているとかまぁそれもよく分かるんですけど、技術ってそんなに単純じゃないです。いろいろな技術論を聞きますけど、それってそれをやればうまくいくという願掛けとかおまじないと変わんないじゃんって結構いつも思っています。笑 それがわかってないからお前はそれくらいなんじゃって言われたらそこまでなんですが、まあそんなに言わなくてもいいじゃないですか。笑

ということで今日はここまで。

タイピングはなかなか早くなりませんね。笑

では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?