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SmartHRに転職しました

こんにちは、東原です。
2年勤めたKAKEHASHIを退職し、9月からSmartHRに入社しました。
退職アナウンスはTwitterでしていたのですが「なぜいまSmartHRなのか」についてお伝えしていなかったので、自身の備忘もかねてnoteにまとめておきたいと思います。長いのでお時間ない方はお控えください。

おまえ誰やねん

はじめましての人に向けて簡単に自己紹介を。

岡山県出身で関西在住の31歳AB型です。実家はツアープロとして活動している父がテニスクラブを営んでいます。SmartHRに入社するまでは、メドレーKAKEHASHIなどのヘルスケア系スタートアップを中心に5社経験してきました。多いですね。職種はだいたいセールスです。

KAKEHASHIでやっていたこと

2018年にカスタマーサクセスとして入社して、2019年の冬ごろから会社初の地方拠点立上げ責任者として赴任しました。最終的にはメンバーは3名まで増えましたが、1年くらいは1人でセールス、カスタマーサクセス、マーケティング、アライアンス、採用などを担当していました。後半はTwitterばかりやってました。

どうしてKAKEHASHIを辞めるのか

拠点責任者として得られた経験が大きく、活動を通じて「将来、地方に進出するスタートアップ支援をするプロフェッショナルになるためにもっと経験を積みたい」と思ったからです。理由はざっと2つあります。KAKEHASHIを辞める理由というか、ざっくりとした今後の方向性を定めた理由です。

①首都圏で働くことができない人の雇用の受け皿を作りたいと思った

人生には結婚や出産など様々なライフイベントがありますが、私自身の原体験もあり「仕事は、トータルで人生を考えたときにポテンシャルを最大限発揮できる場所でなされるべきなのでは」と考えるタイミングが何度もありました。同時に「東京にしか面白いスタートアップがない」という意見もちらほら聞くことがありました。

個人的にそのような制約を持っている人が自由に仕事を選べて、世の中に価値を発揮するための受け皿を作りたいと思っています。

「東京じゃないと面白い仕事ができない」みたいな環境をぶち壊してみたいと思っていて、そのためのひとつが「1社でも多くの面白いスタートアップを地方に作る」というアクションだと思っています。また裏目標として「豊かな選択肢が世の中に増えることで結果が出ないことに言い訳を言えるような文化をなくしたい」と思ったからです。

この考えの背景には、2社目でお世話になったマザーハウスの山口さんがバングラデシュで言われた「なぜそんな幸せな環境にいながら、やりたいことをしないのか」という言葉の影響があります。

世界に目を向けると私たちより厳しく過酷な環境で今日も生活をしている人たちがいて、少なくとも「これだけチャンスがあるんだから、やりたいことに精一杯トライしよう!」と思って仕事に迎える人が1人でも増えればいいなー、といつも思っています。

②地方にはもっと輝くべき可能性がたくさんあると思った

「この人たちめちゃくちゃ能力高いのに、業界の新しいトレンドに関するアンテナや、相談できる仲間が周囲にいないが故に才能が埋もれてしまってるんじゃないか?」と思うことが何度もありました。

これだけインターネットが普及してはいますが「情報の価値を判断するスキル」よりも先に「よい情報にアクセスするための支援」が地方では求められていると思います。

インターネットが普及した現代社会では「情報の価値は受け手が判断するものだ〜」「だから情報はどんどん出すけどそれを自分のものにするかはあなた次第〜」という風潮が強いですが、私たちIT屋の最終アウトプットは「エンドユーザーの生活が向上すること(KAKEHASHIでいうと患者さん)」だと思っています。

その支援をするためには地方でセールスとして活動することはもちろん、可能性ある方が表舞台に出やすくなるための広報活動や、スキルがある人の知見を掛け合わせてアウトプットの価値を上げるためのコミュニティ形成など、地方ならではの戦い方があるとKAKAHASHIで痛感しました。

そしてなぜいまSmartHRなのか

SmartHRとの出会いはWeWorkでした。

同じくらいのタイミングに関西支社を開設して、関西支社長の大辻さんと何度か一緒に登壇させていただいたり、よくお酒を飲みに連れて行ったりしてもらっていました。大辻さんにはいろんな話をしていただきました。

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(右から1人目:大辻さん、右から2人目:ワシ)

SmartHRでやりたいことを一言で言うと「地方拠点での勝ち筋を見つける」ことです。前職では私の力不足で、属人的に成果を上げることはできましたが私が思い描く理想の地方拠点像をなかなか実現することができませんでした。一方でどんどん支社を拡大していく大辻さんを横目に悔しい思いをしていました(私の入社で関西支社は15人目)。

大辻さんと意見交換がてらにお酒を飲みながら相談に乗ってもらっている中で、他社の関西責任者レベルのメンバーが続々とSmartHRに入社しているということを聞いて「やっぱり優秀な人にとってのご褒美は、自分より優秀な人と働くことなのか」と感じつつ、「私ももうワンステージ上のメンバーと切磋琢磨したい」「ここで成果を上げることができたら将来の夢を叶えるための大きなステップアップに繋がるはず」と思い、入社を決めました。

入社後最初のミッションとしては、医療ヘルスケア業界の生産性向上を目指して活動をしていく予定です(暫定)。導入を検討されている方はご連絡ください。

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さいごに

KAKEHASHIでの最終出社を8月末に終え、社内外問わず盛大に送り出してもらいました。特にお世話になった薬剤師さんたちに送別会を企画いただいたことは本当に嬉しかったですし、KAKEHASHIでの2年間が報われた瞬間でした。仕事を通じてお世話になった薬剤師のみなさまには感謝をしても仕切れないほどお世話になりました。

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(薬剤師のお客様に企画いただいた送別会にて)

今後は本業としてのSmartHRでの活動に加えて、副業として薬局のお手伝い・スタートアップ地方拠点への支援・スタートアップ転職を通じてキャリアを作っていきたい人へお手伝いも引き続き受け付けていきます。スタートアップ転職については、実体験にもとづいたアドバイスを受けてみたいという方がもしいればご紹介ください(エージェントよりも転職には詳しい自信ある)。

引き続き関西におりますので、今後は「SmartHRの東原」として応援よろしくお願いします。一緒に働く仲間も募集しております!




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