Twitterでやりたかったこと
こんにちは、東原です。
※今回も個人的な意見です
前回から3か月経ってしまいました。先日うれしいことがあったのでnoteにまとめたいなあと思います。その「うれしいこと」はこちら。
こつこつ更新していたTwitterのフォロワーが1000人を超えました。私のような素人をフォローいただき、ひとえに日頃より応援してくださる皆様には感謝しかありません。
今回は「なぜ私が地方拠点を開設してからTwitterをはじめたのか」をライトにお話しできればと思います。「地方拠点のSNS戦略」と言えばかっこいいのですが、残念ながらそんな良いものでもありません。よろしければ最後までお付き合いください~。
1.私がTwitterをはじめた理由
「契約が欲しかったから」です。めちゃくちゃ営業っぽくて嫌らしいですね。
そもそもSaaSベンチャー界隈のTwitter事情がどうなっているかと言うと、「自身の市場価値を上げるため」とか「情報を集めるため」みたいなタイプのアカウントが大半を占めていると思います。「カスタマーサクセスのスタンダードとは~」とか「オンラインセールスの標準化~」みたいなハウツー記事をシェアしたり発信するアカウントを見た事ある方も多いのではないでしょうか(私もたくさんフォローしています)。
当時の私は地方拠点を構えたばかりで(2019年)、状況は消して芳しくなく、目立った活躍もせず日々撃沈していました。自分の市場価値を上げるためにTwitterを運用している暇はなく(そもそも発信するネタがない)、とにかく「契約が欲しかった」ので、運用のターゲットを「商品を買ってくれる人」にすることにしました。
関東と比べて関西では知名度もなく、商談できる件数も圧倒的に少なかったため、「とにかくできることを全部やろう」「コストをかけずにやろう」「自分で手を動かそう」ということで藁にもすがる思いで始めた施策のひとつがTwitterだった、というわけです。
2.Twitterをやっててよかったこと
まずはターゲットを「商品を買ってくれる人」に絞って運用を始め、Twitterのプロフィール欄に「薬剤師」と書いてある人をとにかくフォローしまくりました。そしてその方たちが「どのような人をフォローしていて」「どのようなツイートをしているのか」をかなりの時間を割いて眺めてみました。
すると、自社には寄せられない商品に対する改善要望や、そもそも業務全体にまつわるお悩みなどを知るとこができたのですが、同時にひとつの気づきがありました。それは「お客様をターゲットに絞ってTwitterを運用するこの方法こそ、実はブルーオーシャンなのではないか」ということです。
どういうことかと言うと、我々のようなサービス提供者側が運営するアカウントと言えばいわゆる「企業公式アカウント」しかTwitter界隈には存在せず、それらはお世辞にも「運用が上手い」とは思えないものばかりでした。
Horizontal系のSaaSだとそもそもターゲットが広いので「商品を買ってくれる人」をターゲットに運用していることはあるのですが、「バーティカルSaaS×Twitter」で探してみると、ほとんどというか全く見つけられませんでした(あったらまじで恥ずかしい)。
この運用のメリットとしては、「実は今〇〇(サービス名)の導入を検討していて…」とか「〇〇(サービス名)でこんなトラブルがありました!(写真付き)」みたいなツイートを発見した時に、マニアックなお悩みに対してもすぐに対応させていただくことができます。
なかでも一番良かったと思っていることは「商品を買ってくれる可能性のある人×Twitterで頻繁にツイートしている人」からたくさんの現場の情報を得られるということです。
そもそもバーティカルな領域なのでマニアックなお悩みが多く、いくら社内の教育ツールで学んでも腹落ちできない現場のお悩みは多々あります。Twitterだとコメント欄を通じて直接現場の方に質問させていただくことも可能ですし、匿名のアカウントの方もいらっしゃるので包み隠さずサービスへのFBをしてくださることもあります。
バージョンアップを細かく繰り返すSaaSを提供している以上そのような情報は本当にありがたいので、バーティカルSaaSとTwitterの相性の良さをとても感じています。現場の生の声がたくさん落ちているTwitterは、業界を理解する上ではこの上ないツールだと認識しています。
3.Twitterをやってて失敗したなと思ったこと
ぶっちゃけそんなにないのですが、しいて言うなら「運用が本当に大変」ということでしょうか。
個人的には最近はTwitterを主戦場にしているので「仕事が手につかなくなる」とはまた違うのですが、サービス名などでエゴサをかけていると結構な量が出てくるのと、ありがたいことにフォロワーさんが増えてくるとメッセージのラリーも増えてきたり、そこに導入のご相談のメッセージもいただいたりと、営業マンが片手間にはじめたTwitterがまさかこんなに反響をいただくことになるとは(嬉し涙)、という感じでしょうか。
4.これからのTwitter運用
大変ありがたいことにTwitterを通じて仕事のお話をいただくことが最近より一層増えてきました。私のツイートをリツイートしてくださったり、私がいないところでもサービスの内容で盛り上がってくださったり、愛のある方がTwitterには本当に多いと思います。
そのような「Twitterのみなさま」を経由されたお客様からのご相談はすでに「導入したいんだけど、どうすればスムーズに導入できますか」という温度感であることが多く、私みたいな営業力がそんなに強くない営業パーソンにとってTwitterとても有用なツールであると思います。
今後もそのようなお客様に助けていただけるよう、まずはTwitterを通じてのGiveが大切かなと考えており、「(自社の宣伝ではない)業界にとって示唆のあるシェア」や「Twitterで自己実現を果たしたい方達とのコラボ」など「まずはこちらから皆さまの力になれることをやる」を大切に、アカウントを育てていきたいなあと考えています。
以上です。
そしてTwitterをやっていて何よりも良かったことは「一生お付き合いをさせていただけると思える素敵な仲間と出会えたこと」です。仕事を超えた出会いがTwitter上ではいくつもあり、その方々とはオンラインで200名規模のイベントを開催したり、実際にオフ会で対面したり、素晴らしい出会いがありました。私のTwitterを見てくださってる方にはきっと伝わるはず…(これが一番言いたかった)。
みなさまの素晴らしいTwitterライフに何かしら示唆を残せたらハッピーです。私の仕事はTwitterを始めて明らかにポジティブに好転しました。よろしければフォローしてみてくださいね。「note読みました」と仰っていただけるととてもうれしいです。では。
Twitterアカウントはこちら → https://twitter.com/east0820
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