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【日々#3】2024/10/17 *寂しがり*
しばらく仕事漬けの日々が続いてしまった。
仕事柄、夏が終わる頃から秋、冬と業界は最盛期を迎え、その流れにそって普段抱えている仕事も増えていく。
自営業なので、これまでは自分一人で抱えていたことを今は彼女が一部負担してくれているのだが、やはり業務量は比較的僕自身が担うことも多く。
彼女は彼女なりになんとか僕を助けようと構えてくれつつも僕がうまくその部分を立ち回れずに、2人で過ごす時間もなかなか取れずにいたのだ。
「1人にさせてしまってごめんね」
僕がそう彼女に話しながら、やはり僕自身への不甲斐なさ(…仕事を言い訳にしてしまう部分)を彼女は汲み取ってくれるのだろう。
彼女は「君が頑張っている間、私は少しでも成長しておくね」と、気丈に振る舞ってくれるのであった。
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