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半世紀へのエントランス

つい先週、Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランスが完走しました。
そのツアーについて感想などを。1曲ずつは大変なことになるので掻い摘んでいきます。

自分はドームで福岡初日、名古屋2日目、スタジアムで長居初日に参戦しました。
福岡は最終抽選券で前日に参戦が決まりました。富山から福岡という馬鹿げた移動をして、ヤフオクドームへ。3年前のAAG名古屋ぶりのMr.Childrenを目の当たりにして「やはり自分はMr.Childrenが好き」という感情が湧き上がりました。GIFTの歌詞間違いもあり、初日らしさを感じました。会場では7年前にリフレク一緒に行った友達と3年ぶりに再会。中学の頃に部活の試合で知り合ってから本当に長い付き合いになりました。一緒に食べた博多の豚骨ラーメンめちゃめちゃ美味しかったです。

次はGWのバンテリンドームナゴヤ。初有給はMr.Childrenでした。GWにしては暑すぎてとろけそうでした。席はまさかのAブロック!田原さん側でメンバーを間近で堪能できました。福岡では聞けなかったシーソーゲームやDrawingを聞けたのが嬉しかったです。日替わりの僕らの音とDrawingどっちも聞けたのはとてもラッキーだと思ってます。終演後は終電で帰ってしまって矢場とんを食べられなかったのが心残りです。

名古屋終わったので他公演のセトリを確認しました。PADDLE!?、ロックンロールは生きている!?、LOVE!?、Over!?など日替わり曲どれも聞きてえよってなりました。東京ドームの配信があったので、一部はそこで見れて満足でした。でもここで冷静になって考えました。「30周年ツアーなのに会場によってはイノセントワールド外れてるし、終わりなき旅、名もなき詩、HANABIもやってないぞ?HEROも聞いてないぞ?あとI'LL BEやMirrorや()」
超代表曲がセトリから外れてるではありませんか。どうするんだろうと思いつつ長居まで1ヶ月過ごしました。

そして迎えた長居。長居は初めてでセンスタの大雨が強く印象に残っていました。今回は雨は降らず持ち堪えてくれました。席はアリーナDブロックと半分より前の良席でした。スタジアム特有の空の明るさを保ったまま開演。OP映像はドーム公演と変わらず。過去のMVやLIVE映像が流れるのが大好きです。そして1曲目。ドームではSOUNDTRACKSからBrand new planetでした。スタジアムは何かというと

終わりなき旅

桜井さんの持つブルーフラワーがスクリーン一杯に映し出され、あのイントロが鳴り響いた瞬間、涙が止まりませんでした。おいおいおい…… どこかでやるだろうとは思ったけどまさかの1曲目でした。センスタアンコールの終わりなき旅の映像と重なり、至福の時間を過ごしました。同じ会場で終わりなき旅を聞けて感無量でした。曲中でMC。

「どんなものにもきっと終わりはあるのだと、今はそう思っています。でも、だからこそずっと! 続いていくことを願って。だからこそ、今ある情熱のすべてを、エネルギーのすべてを音に変えて、声に変えて。今日2022年6月12日、日産スタジアム、人生最高の音をみなさんにお届けしたいと思っています。どうぞ最後までよろしく。僕らが、Mr.Childrenです。」 

(MCはReal SoundのLIVEレポートより。

https://realsound.jp/2022/06/post-1056822.html)

自分の中の終わりなき旅の最高峰はセンスタだったけれども今回更新されました。あまりにもカッコいい。「僕らが、Mr.Childrenです。」で鳥肌立ちました。そこから2曲目は

名もなき詩

Mr.Childrenさん、やりすぎですよ…。あまりにも強い。そこから海にて、シーソーゲーム、イノセントワールドを畳み掛けてきました。30周年の本気をとことん見させて頂きました。

ここでMC。

 「ようやくライブというホームグラウンドに帰ってきました。“ただいま”“おかえり”という気持ちを込めて、この曲をお届けします。」

始まったのは「彩り」。広いスタジアムで聞く彩りは格別でした。「おかえり」を大声で言いたかったな〜〜〜〜〜。この春社会人になって、自分の仕事が世の中に少しでも貢献できていたら嬉しいなと思いました。
続いては

「こんな僕らの現在がもう2度と途切れないように、この曲を。」

MCで分かる通り、生で聞くのはリフレクぶりの「口笛」でした。HOME in the fieldのような大合唱をしたかったけれども今回は我慢。
センターステージにナカケーとJENを除いてメンバーが移動。かわいそうだよ!
桜井さんが「車の運転席にいるみたいに」と言った瞬間次の曲が分かりました。
30年以上前の名曲「車の中でかくれてキスをしよう」でした。Thanksgivingドームでしか聞けず映像化が叶わなかった曲を今回やってくれて嬉しかった。もちろんサンギビドームも映像化待ってます(こんな風にひどく蒸し暑い日、CROSS ROADなど)。
続いてナカケー、JENを呼び込んで「sign」。
イントロで感動でした。

「残された時間が僕らにはあるから
大切にしなきゃと小さく笑った」


の歌詞は年を取っていくMr.Childrenにピッタリでした。
ここで前方での演奏は終わり、元のステージへ。メッセージ性の強いタガタメ、最新アルバムからDocumentary filmと現在のMr.Childrenの思いを感じさせてくれました。

ここからダーク曲ゾーン。自分がSOUNDTRACKSで一番好きな「DANCING SHOES」。
ドームに引き続きスタジアムでもやってくれて嬉しいです。
間髪入れず「LOVEはじめました」。20年前のアルバム曲をここで持ってくるMr.Childrenさすがです。中田のインタビューが長谷部のインタビューでした。しっかりとピースサインも送りました。
そしてアウトロから田原さんのギターで「フェイク」がスタート。ここの繋ぎが今回のツアーで一番好きです。テイクオフのロングトーン痺れました。
次は「ニシエヒガシエ」。田原さんのギターヤバすぎでした。盛り上がる盛り上がる。
まだまだ続きます「Worlds end」。
畳み掛けすぎでは?アウトロのアレンジが美しかったです。ツアーでよくやる曲だけどどんどん進化してました。

ここで最新曲永遠とothers。やっと休憩できました。この年でも不倫の曲書いちゃう桜井さんさすがです。

次はイントロでもうやられました。
「Tomorrow never knows」。
ミスチル史上最大のヒット曲。
大自然の映像が年々増えていってる気がします。
曲終わりにJENの4つ打ちドラムが響く。始まったのはまさかの

光の射す方へ

ドームの時やってなかったのに!ビックリしました。「夏休みのある小学校時代に帰りたい」は未完同様のシャウトでした。
そしてfanfare、エソラ!
もうMr.ChildrenのLIVEでは欠かせない00年代曲。相変わらずライブ化けするなぁ。最終盤に持ってくるなんて体力がおかしい。
そして本編最後のMC。

「このライブをやれるのかどうなのか、ずっと気をもみながら過ごしてきました。だけど、やれることを頭のなかに描いて、いいイメージで。そして、どの曲で最後みなさんとお別れを告げようか、感謝を告げようか考えて、この曲を選びました。この2年間握りしめていた曲です。受け取ってください。」

ここから「GIFT」は最後にふさわしい曲でした。

「今君に贈るよ 気に入るかなぁ?
受け取ってよ
君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう」


ここをメンバー全員が歌うの本当に涙腺に来る。そしてLIVEのアレンジ。

「君から僕へ、僕から君へ
最高のGIFTをありがとう。
君から君へ、あなたからあなたへ」

ここ本当に大好きだからずっとやってほしい。
万雷の拍手に包まれて本編終了。

アンコールでは

「みなさんにとって“あの曲、聴きたいんだけど、まだ聴けてない”という曲もあると思います。次の曲がその曲になるといいなと思います」

「HANABI」でした。コード・ブルーを思い出します。名曲が多すぎて、やっと来たか!って感じでした。「もう1回」のところ声出せたら良いな〜と思いました。

最後の曲に入る前にメンバー一人ひとりからメッセージ。JENが周りの方々全てに感謝を伝えてたのがグッと来ました。田原さん、ナカケーの感謝の気持ちを聞いてこちらこそありがとうってなりました。
そして最後に桜井さんが

「もっともっといいステージができるように、さらにいい音を、声を目指していきたいなと思います。どうか次にライブをやるときは、マスクを外して、みなさんのでっかい声を、歌を聴かせてください。それまでみんな元気で。きっとこの2年間大変だったけど、強く、逞しく、楽しく過ごしていけたらなと思ってます。そんなメッセージをそのまま曲のタイトルにして、最後にお届けしたいと思います」

もうその通り。次はみんなで声出して盛り上がりたいです。最後は最新曲「生きろ」。
30周年を迎えてもなお走り続けるMr.Childrenのパワーを全身で受けました。

本当に幸せな3時間20分でした。30周年を迎えたMr.Childrenの本気がビシビシ伝わってきました。次は声を出して一緒に盛り上がれたら最高です!ツアー3ヶ所も行けて最高の2ヶ月でした。Mr.Childrenからもらった元気を胸に、日々のなんてことない作業を繰り返していきたいと思います。そんな些細な生き甲斐で日常に彩りを加えられたら嬉しいです。

ここまで呼んでくれてありがとうございました。最初に1曲1曲振り返らないとか言ってた気がするけどおかしいな。
MCはReal Soundさんの方から引用しました。素晴らしい記事で細かくレポートされているのでぜひ見てみてください。



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