暗闇に差し込む光
記憶が鮮明なうちに書いておく
MCは少し曖昧だけれども
Hakubiのリリースツアー名古屋編
名古屋R.A.D
対バンはゆるふわリムーブとTETORA
初めてのゆるふわリムーブ。
ベースの演奏が全くゆるふわじゃなかった。
次はTETORA。
とりあえずメンバーが普通のJDにしか見えない。
リハの時足元見たらドラムとベースが裸足でやってて本番もそのまんま?って思ったけどしっかり裸足だった。
そして1曲目を鳴らした瞬間惹き込まれた。曲なんて全然分からないけれど、 熱いものが全身に伝わってきた。普通のガールズバンドくらいに思っていたけれどこれは違うって気づいた。はゆねちゃんのハスキーボイスはもちろん、ドラムが女子とは思えないほどの力強さ。一瞬で虜になった。
中盤のはゆねちゃんのMC
大抵のバンドは後ろまで見えてるよ〜くらいのMCなのにTETORAは違った。こんなMCされたら聴き入るに決まってる。
最後のはゆねちゃんのMC
最後の曲が終わり、フロアから「TETORAヤバイ」「TETORA優勝」の声が聞こえてきて、完全にフロアはTETORAのムードになっていた。
その中、Hakubiの転換が始まる。片桐さんがマジで小さい。TETORAの誰よりも小さいかもしれない。隣のアルくんがデカいせいで余計そう見える。身長差は30cm以上あるらしい。
リハで「夢の続き」。YouTubeでは一番再生されてるけど主催LIVEではほぼほぼやらないので逆にレア曲になりつつある。
リハ後、横に捌ける時に片桐さんがフロアに一礼しててなんだか清々しい気持ちになった。
そしてHakubiが始まる。曲の順番とかはあんま覚えてない。TETORAのムードになってフロアをどうするのか不安だったけど杞憂だった。「TETORAの後やりにくいわ」って言いながらも完全にフロアをHakubiのムードにしていた。
何度もアルくんや片桐さんがお立ち台に立ってフロアを見渡してて印象的だった。(たぶん片桐さんお立ち台に立たないとフロアからほぼ見えない)
音源のHakubiももちろん良いけれどLIVEのHakubiではLIVEでしか感じられないものがある。説明するのは難しいからとにかくLIVEに行ってくれって思う。
でも最後の片桐さんのMCはどうしても書きたかったからここで書きます。
思い出すだけでも泣きそうになる。
以前の片桐さんは「今日も死ねなかった」とか
「今日も生きたよ。褒められやしないけど。上手く笑えたよ。たぶん」とかネガティブな歌詞が多かった。今も多いけれど。自分はその弱さを歌っているのが好きだし。
この片桐さんの心境の変化は暗闇に差し込む光のようだった。なんだか嬉しかった。
そのMCから最後に片桐さんが17歳最後の日に弾き語りで作った曲「17」
自分は弾き語りの時からこの曲が大好きでバンドアレンジされてますます好きになった。ラストが本当に好きだ。
転調して最後の「いつか私を照らすだろう」のところがまさに暗闇に差し込む光だ。
これからも自分はHakubiの曲を聴き続ける。辛い時、自分の中の暗闇に差し込む光がHakubiなんだろうと思う。
最後にその「17」のSpotifyのリンク貼っておきます。