早く結婚して欲しい!きっかけをくれたのは娘の言葉でした
今日はちょっと娘の話
「ママ、経済学部行くなら やっぱり○○大だよね。」
「うん、身近なところではそうだよね。」
高校一年生の娘とそんな話。
「へ〜経済学部とか○○大にも興味出て来たの?」
「うん、私の推しが経済学部なの。」
ん?推しって誰だ?
菊池風磨?ニノ?田中樹?
「それでね、カフェがすごく好きで、今カフェをオープンする準備をしているんだって。」
ん?芸能人の話じゃなさそう。
「その推しって誰なの?」
「まぁ、誰ってこともないんだけど。」
元ジャニーズ3グループのファンクラブに入っている娘
推し というからその中の誰かなのかと思っていたら どうやら今日の推しの話は芸能人では無いらしい。
「勉強垢でフォローしている人だよ。」
ちょっと母にはわからない世界であるが、YouTubeで勉強動画をあげている人をフォローして、勉強しているライブを見ながらいつも一緒に勉強している娘。
その中で推しのユーチューバーさんがいて、その子が経済学部ということか。
ふむふむなるほどね。
少し前に、大学の学校祭に行って、志望大学は決めたといっていたけれど、まだ1年生、色々悩んで決めたらいいと思う。
娘の目の前には無限大の可能性があるのだと思うと なんだかワクワクして来ます。
だんだんと子育てが終わりに近づいているのか いないのか?
3年ほど前、まだ娘が中学生の頃の話です。
思春期の娘とぶつかり合うことが増えて、子育ての悩みが色々とありました。
すごく悩んだのですが、私は悶々と一人で悩んだり、その場にじっととどまるということがあまり無くて、解決策を探して色々と動くタイプです。
学校に相談に行くこともありましたし、スクールカウンセラーさんと話をすることもありました。相談機関に電話することもありました。
だんだんと目の前の状況がわかって、心が落ち着いて来た時に、娘のことばかり考えて、口出しをしすぎたり過干渉になるのはよくないんじゃないか。
そんなに心配しなくても娘は大丈夫だ!
娘のことばかり考えてしまうのは、暇すぎるんじゃ無いか?
そうだ、私はもっと私自身のことを考えて生きてもいいじゃないの?
と ふと思ったのです。
そうだ 彼氏でも作ったらいいんじゃない??
と その時 なんの脈絡もなく 突如そんなことを思ったのです。
身近にそんな相手がいたわけでもないのに。
今考えても、どうしてそんな発想になる?
と我ながら謎なのですが、なぜかそんなことを思ったのです。
そうして そこに現れたのが彼でした。
身体の9割動かない、ベッドで暮らす彼。いつの間にか私の方が好きになり、彼がそれを受け入れてくれました。
つい最近は、ちょっとした喧嘩もあったりしたけれど、少しずつお互いの思いをすり合わせて、共に歩んでいけたらいいなと思うのです。
少し先の未来を思い描く時、いつも娘がきっかけをくれる気がします。
彼とお付き合いを始めたことを娘に伝えた時には
確か第一声は「えっ!まじで!うけるんだけど。」と適当な返事だった様な気がします。
その後「え〜早く結婚して欲しい。私、名字変わりたいもん。」
「結婚するなら中学卒業して高校入学前の春休みにしてね。」
その時の娘の言葉は本気ではなかったと思いますが
でも、そんな未来もあるかもしれないって思えたんですよね。
「娘さんに付き合うこと反対されていない?僕の身体のこともちゃんと話した?」 と彼に聞かれたので
「うん、反対されていないし、早く結婚して欲しいって言われた。」
とそのまま伝えてみました。
お付き合いを始めてすぐのことだったので、彼も驚いていましたけど、その言葉のおかげで、私も彼も一緒に暮らす未来を想像するきっかけになったんですよね。
そういう意味では娘に感謝です。
3年後、一緒に暮らそうという話は本当に3年後になるのかどうか??
そこはまだわかりません。
娘が自分の進みたい道に進んで行くのを見守りつつ、自分たちの未来を少しずつ考えていきたいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。