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あなたは大切な人だと伝える為に、スキンシップはとても重要

お休みの今日は、家事をしながら大好きな高尾美穂先生の音声配信リアルボイスをstand.fmを聞いていました。

リアルボイスの中ではリスナーさんのレターに高尾先生が答える形で、人生のヒントを教えてくださるんですよね。

リスナーの方々も私と同年代の方が多くて、ふと自分のことと重ね合わせて聞いていることも多いのです。

今日聞いていたのは結婚25年目の女性のお話でした。
夫婦のスキンシップがあまりなくなっていたけれど、自分の誕生日に仕事に出かけるパートナーに「ハグして!」と思い切って言ってみた、というお話でした。

16分46秒頃からの内容です。

パートナーの方は、凄くびっくりはしていたけれど、ハグと言うよりは軽く手を回して背中をポンポンとしてくれたという話。聞いていて、なんだかほっこりしてしまいました。

私たちは、まだ始まったばかりのカップルだけれど、スキンシップはずっと大切にしていきたいなぁ。

高尾先生の言葉にもありましたが、自分が大切に思っている人が、自分のことを大切に思っていることを実感できるということは本当に幸せなことですよね。


そういえば…
彼と初めてハグした時のことを思い出しました。

彼は、自分から私に近づいてくることは出来ないので、「ハグしよう」と言ってくれて、私の方が近づいて行って力強く抱きしめてくれました。

「自分の人生で、もう誰かを抱きしめることなんて無いと思っていたよ。」
そんな彼の言葉がすごく印象的でした。

私もそう思っていたかもしれないなぁ。

そんな私の事はまた別の記事に書くとして、今日は彼のことを…

彼は25歳で障害を負った時、お付き合いしていた方がいたそうです。その後しばらくは続いていたけれど、その後お別れしてしまって、その後はずっと恋愛して来なかったそう。

若い頃の2人の写真は大切にとってあって、私にも見せてくれたことがあります。歩けた頃の彼の写真。

重い障害を持った自分のことを「背負わせることは出来ない。」って思ってお別れしたそうです。

その後は彼女が欲しいとか、そんなことを考える余裕もないくらいに、生きるために目の前のことをこなすだけで精一杯だったとか。

20年以上の月日が流れて、私には「背負わせていい」と思ったのか?多分それは違うと思います。

その頃の彼は、これからの自分の生活がどんな風になるのか、まるで想像できなかった時期だと思います。

同じような障害を負った入院仲間の中には、自宅に退院することは困難で、施設生活を選択した方もたくさんいたそうです。

彼は今、ご家族やヘルパーさん、看護師さんの支援を受けながら一人暮らしが出来ていて、支援は受けているけれど、自立した生活だと私は思っているんですよね。

あの頃とは違う、自立した生活をしている彼の前に私が現れて、今度は受け入れる気持ちになれたんですね。

だから、私たちの関係は背負うとか背負わないとか、そういうものではないんじゃないかな?彼もそう思っていると思います。

彼が障害を持っているからといって、私の方が一方的に助けるような関係性でもなくて、私の方がいつも助けてもらっています。

仕事で疲れても、娘とのバトルでイライラしても、彼はいつも優しく癒してくれる、私の大切な人です。


お読みいただきありがとうございます。

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