犬の糞尿対策でやったこと
犬の散歩中に我が家の私有地内や周辺で糞尿やマーキングをさせていくケースが頻繁にみられる様になってから数年。多いときは1日に何十件もの被害があり、通算で1万回以上の被害にあい、これまでにいろいろな対策を行ってきました。効果的だったもの、ほとんど効果のなかったものなど紹介します。一度には書けないので徐々に加筆するかもしれません。
効果的なもの
防犯カメラ
ほぼ最終手段に近い様なものですが、防犯カメラの効果は絶大です。防犯カメラ作動中のステッカーを貼るだけでもある程度は効果があります。ただ、関係のない通行人にとっては拒絶反応を示す人もいます。被害の程度と設置する場所を十分に考慮する必要があると思います。
警告の張り紙
「犬の糞尿禁止」的な看板も多少の効果はあると思いますが、悪質なケースではほとんど効果がありません。先の防犯カメラで証拠を押さえて、特徴を書いた張り紙をすることをお勧めします。一番効果的なのは犯行状況を撮影した防犯カメラの映像から決定的な場面を切り取って貼り出す事ですが、ご近所や通行人にカメラを意識させることになるので、写真をプリントする張り紙は最終手段とした方が良いかもしれません。取り敢えずは犬の特徴や飼い主の特徴をテキストで書いて貼り出す事がお勧め。この辺の張り紙の作り方や張り出す場所も重要なので、希望者があれば記事を書きます。
消臭
これは犬にマーキングや排尿されてしまった場合に、次のマーキングをさせないための対策です。どうしてもマーキング のニオイが残っていると次の犬がそこにしようとするので、マーキングする様な犬が多く通る様な場所では非常に重要です。電柱周辺やコンクリートやアスファルトの様な場所だと、消臭剤を使うのが良いと思います。我が家では木酢液をかけた後に、大量の水をかけて消臭しています。当初は木酢液を水で薄めてかけていたのですが、これよりもマーキング痕に直接木酢液をかけて、その後で洗い流す様なイメージで大量の水をかけた方が効果的な様に思います。
効果がなかった、もしくは、効果の薄いもの
忌避剤
全く効果がないとは言いませんが、効果が薄いです。人間とともに室内で飼われている犬は、人間の生活の中で様々なニオイを経験しているため、人間が不快に思わない様なニオイの忌避剤は効果が薄いです。ニオイを嗅ごうとして近づく犬すらいます。人間でも不快に思う様な漂白剤は効果があるかもしれませんが、人通りの多い場所などでは人間に悪影響なので、よほどのことがない限りは使わない方が良いかもしれません。