防犯カメラを設置する時に考えたこと
我が家の周辺では犬の散歩の時に他人の敷地やその周辺で糞尿をさせる人が非常に多く、この対策のためもあり数年前から防犯カメラを設置しました。その設置する時に考えたことを少し書きます。
1、単独で設置しない
これはカメラを一台設置しただけでは、壊された場合や何らかのトラブルの時に全く情報(映像)がないというのは状況が把握できないので、複数のカメラを設置します。
設置するにあたって、迷惑行為や不法行為がカメラの画角に収まる様にすることは当然なのですが、他のカメラが画角に収まることも重要です。これはカメラをいたずらされたり壊されたりする可能性もあるのでその証拠を他のカメラで撮影するためです。ただ、例外として、どう考えても人の手に届かないような場所に設置する場合は、この辺のことは考えなくて良いと思います。とはいえ、映像のバックアップのためには複数設置がお勧めです。
2、誰からも見えるところにもカメラを設置する
交通量の多いところなどでは、通行人が意識しない様なところにカメラを設置して、もしもの時に備えるのも良いのですが、あまりにも不法行為が多い場合は、あえて誰からも見えるところにカメラを設置してプレッシャーをかけることも重要です。不法行為を行うものだけでなく誰もが知る状態にすることで、不法行為者の家族などからカメラの存在が伝わるので、迷惑行為の防止に役立つと思います。
3、センサーライトも設置する
高級な防犯カメラであれば、暗いところでも犯人の顔がハッキリと映像に映るのかもしれませんが、私の様に安価なカメラを使っている場合、識別が難しいことも多いです。もちろん夜間モードなどを使用すれば白黒状態になりますが、カラーモードよりも犯人の顔がわかる様になります。ただこれだと、画像解析する様な仕組みと組み合わせた場合にちょっと困ります。カラーの方が情報量が多いので、私の場合は、夜間モードは使用していません。
そこで、重要なのが補助的に設置する照明です。玄関は外灯をつけておくのも手ですが、外灯がない場所ではそれもできません。最近だと比較的安価な電池で動くセンサーライトがあるので、それを我が家では多用しています。近くを人が通れば明かりがつくので、迷惑行為を行う犯人にプレシャーをかけることにもなります。
夜に犬を散歩に連れ出し、マーキングさせる様な飼い主は、多くの場合、暗いところにさせます。それこそ、センサーカメラの電池が切れたらやらせる様な人もいます。要するに明るくなれば被害が減るということです。防犯カメラの映像的にわかりやすくなるというだけでなく防止にもなるのでおすすめです。
4、防犯カメラ設置してますアピールのステッカー
見えないところに設置して、証拠を抑えるというのも悪くはないのですが、長期にわたって設置する様な場合、隠し撮りの様に思われても困るので、堂々と防犯カメラの設置をアピールするためにステッカーも貼ると良いと思います。防犯カメラを設置してない状態でステッカーを貼るだけでも、抑止効果があるかもしれませんが、効果は限定的な気もします。防犯カメラがあると分かっただけで、妙な行動をとる人が少なからずいるので、ステッカーは貼って置きましょう。
最後に、
以上が我が家で防犯カメラを設置するにあたって考えたことです。防犯カメラを設置しただけで拒否反応を示すような人もいると思うので、実際に設置する場合は、十分に検討を行ってください。場合によってはダミーカメラとステッカーだけでも効果はあるかもしれないので、その辺から始めるのも悪くないかも。
もし、被害が多くてカメラを設置したのならば、時々、カメラが抑えた迷惑行為の現場写真を貼り出すなどするとさらに効果的ですし、カメラの設置理由をアピールするのにも役に立つと思います。