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「7つの約束」と「日々の内省」


「7つの約束」とは?

敬神生活を送る上で、日々の行動や思考を整え、より充実した人生を歩むための指針として、スティリアノス・アテシュリス(通称ダスカロス)が説いた「7つの約束」を紹介します。

私は私自身に約束します。

1.いつどこにいても、私もその一部である「絶対無限の存在」に、心をこめて奉仕します。

2.いつどこにいても、私には「神聖なる計画」に奉仕する準備ができています。

3.いつどこにいても、またどのような状況にあっても、私は「神聖なる贈り物」である思考と言葉を正しく使います。

4.最も賢明な「神聖なる法則」が与えてくれる、あらゆる試練と苦難に対して、私は不平不満を言うことなく、忍耐をもって受け入れます。

5.私に対する人々の行動がどのようなものであっても、私は心と魂の奥底から、誠意をもって兄弟姉妹である隣人を愛し、彼らに奉仕します。

6.私のあらゆる思考・願望・言葉・行動が「神聖なる意志」と完全に一致することを目的として、毎日「絶対無限の存在」について瞑想し、熟考します。

7.私のあらゆる思考・願望・言葉・行動が「神聖なる法則」と完全に調和したものであるかどうか、毎晩、確認します。

エソテリック・プラクティス

「日々の内省」とは?

ダスカロスはまた、「日々の内省」も勧めています。

日々の内省は毎晩、眠りにつく前の、潜在意識に入りやすいタイミングで行ないます。ベッドに座ってもいいし、眠ってしまわなければ、横になっても構いません。

まず、朝起きた時から順を追って、今日一日にあったことをすべて思い出します。一つひとつの出会い、出来事をもう一度見つめ直してください。この時、自分自身や誰かを責めることなく、客観的な第三者の目で見つめることが大切です。

慈悲と寛大な心をもって、自分自身に次のように質問しましょう。

思ったり感じたりすべきでなかったことで、思ったり感じたりしてしまったことは何か?

思ったり感じたりすべきだったことで、思ったり感じたりしなかったことは何か?

言うべきでなかったことで、言ってしまったことは何か?

言うべきだったことで、言わなかったことは何か?

すべきではなかったことで、してしまったことは何か?

すべきだったことで、しなかったことは何か?

内省の目的は、自分自身や他の人々を責めることではなく、ましてや賞賛することでもありません。ただ、公平な目で、自らの思考や行動を観察することにあります。その上で、気づいた点から自らの言動を改めるように努力しましょう。

こうして内省を続けていくと、だんだんと自分自身を観察することに熟達していきます。そして、やがて道徳面においても、霊的、神秘的な人生の側面においても、成長を加速していることに気づくはずです。

エソテリック・プラクティス

「 7つの約束」と「日々の内省」の実践

実践するためには、日々の生活の中で意識的に行動を整えることが重要です。下記のような朝と夜の実践を試してみましょう。

朝の確認

・新しい一日を迎えられたことに感謝する。
・深呼吸をして心を整える。
・「7つの約束」を唱える。

夜の振り返り

・心を鎮め瞑想や祈りの時間を持つ。
・「日々の内省」を実施する。
・感謝すべき出来事を思い出し「ありがとう」と心の中で唱える。

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まとめ

敬神生活は、日々の小さな積み重ねから生まれます。「7つの約束」を意識して生活することで、自らの行動や思考が整い、より深い気づきを得ることができます。また、「日々の内省」を実践することで、自己理解が深まり、霊的な成長を促す助けにもなります。ダスカロスの「7つの約束」と「日々の内省」を意識しながら、無理なく続けることが大切です。

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