2024年の振り返り
もうすぐ来日から一年間になったので、そろそろ今年を振り返しながら新たな一年に願いを込めて迎えるよね。
今暖房で音楽を聴きながらお酒を飲んでいて、最高の時間なのだ!さあ、早速始めよう!
もし今年を一つ言葉で記述すれば、たぶん「平穏」だと思う。
今までの人生には、そんな穏やかな日々を送る時期は極めて少ないから、すごく深い感触がある。大学三年生以来、未来に対する不安でずっと焦っていたので、自分が本当にやりたいことを考えずにただ忙しそうに何もできなかった始末だ。けれども、今年から、やっと学生時代から卒業し、一人暮らしを始め、ますます時間の余裕を持つようになった。まあ、中国にいる友達から聞いて、みんな初めての社会人生活が辛いらしいけど、自分にとって、逆に社会人の方が楽だ。お金をもらえるし、退勤後の時間が完全に支配されるし、何よりやっと自分が望む一人暮らしができるから。
一人暮らしは寂しいと言えば、もちろん寂しい時もある。でも、たぶん寂しいからこそ、寂しさに気がつかないために何かをする気分になる。ずっと寮生活を過ごしたから昨年まで料理ができなかった僕も、この一年間ほぼ毎日料理を作ることにしていたゆえに、どんどん自分が認める料理が作れるようになった。
そして、趣味分野では、アニメはけっこう観たし、日本語でノベルゲームをプレイし始めたし、楽しい思い出をいっぱい作れた。長くてつまらない夜の寂しさを防ぐ精神的な力をくれた。やっぱりアニメやゲームはいいものだよね。
今年マークしたテレビアニメは共に21本だ。個人的に、最も好きな新番組アニメは<ガールズバンドクライ>。少女たちがロックバンドを組んで、「世界に中指を立ってよ!」この生きづらい世界で音楽で戦うストーリーだ。昔のバンドアニメと比べて、現実的なシーンが多いし、全てが順調にいくことじゃないからこそ、ロックの精神が表現できた。特に、ニナはまだ幼い17歳だけど、自分が認可することを決して諦めない。面倒くさいけど、少女らしいところとロックボーカルとしての気迫が共存してるのがめっちゃ好きだ。3Dライブの映像表現が強すぎて、僕は完全に虜になった。今でもよくライブ動画を鑑賞する。
ノベルゲームは8本プレイしたが、六本完走した。短編作品<SMOKY WHITE>と<Moonless Moon>は日本語で読み終わった。長編作品<ヘンタイ・プリズン>も日本語でプレイしたが、今の僕には難しすぎて、30時間くらいプレイした後置きっぱなしになっちゃった。。。
完走したゲームの中で一番好きなのは<サクラノ刻ー櫻の森の下を歩む>だ。新しいヒロインが全員魅力的なだけでなく、サクラノ詩への補充も素晴らしいと思う。そして、高校生じゃなくて先生としての主人公も珍しいよね。前は天才で今はもう凡人と違いなさそうな直哉はどのような道を選択するのか、なんで選ぶのか、彼の物語から色んな感触をもらった。また一つ完走してないゲーム<俺たちには翼はない>もめっちゃ面白い。繫華街「柳木原」の生活百景を描き、共通の空の下に「翼がない」人々の物語だ。めっちゃ群像劇のドラマ感じがあり、多くの爆笑なネタと感動的なストーリーが混ぜて、素晴らしい作品であります。(完走してない理由は同じ日本語の文章が難しすぎ。。。)
ちなみに、昨年と違い、今年はけっこう旅行したのだ。初めての海外生活だし、見たことない風景がいっぱいあるから、出かける気力が生まれたのは当然だね。一月に神奈川に住んでたから、東京、横浜及び鎌倉に行った。秋葉原でアニメグッズ店をめぐってめちゃ楽しかった。オタクとして僕に「日本はどんな国なの」とたずねると、アニメ王国だよね(www)。横浜のみなとみらい区もすごい大都会だし、観覧車から見た夜景は絶景と言っても過言ではない。一月末に北海道に引っ越してきて、札幌の雪まつりに間に合った。一番印象深いのはゴールデンカムイの巨大な雪像だ。とっても迫力がある。五月のゴールデンウイークに関西への旅をした。和歌山市、大阪と神戸に行った。七月に、初めて小樽へ行った。八月のお盆休みに、暑いから函館に行った。十月にまた小樽に行った。十二月は大学院試験のため、再び東京に行った。やあ、数えると、たくさんのところに行ったよね。旅行の記憶は写真としてスマホに保存している。見ると、あの時美しい景色を見た時の気持ちが思い出される。
最後は仕事や学習の分野だね。仕事にはあまり面白い話がない、つまらない仕事だからさ。まあまあ、つまらなくて自分が責任を負わなくてもいいからこそ、僕が楽な暮らしを送れるのかもしれない。でもやっぱり創造力と成長性がある仕事をやりたいので、大学院に進学することを決めた。五月から、大学院進学の準備を始めた。自分でインターネットで募集要項を読み、志望理由書や研究計画書を作成し、TOIECを受け、教授と連絡し、一歩一歩進んでやっと先週大学院試験を受けた。結果はまだ出てないけど、自分がやるべきことはもうやったから、今待つことしかできないさ。
つまり、今年はたくさんの収穫を得た年だった。初めての一人暮らし、そして、初めての海外生活。面白くて新鮮なもの、見たことない景色、異なる文化、いっぱい体験した。そして、最も大事なことは、自分が望む未来にたどり着くために確実に進んでいくことだ。
当然のことだが、僕が今まで頑張ってこられたのは、周りの人たちの支えが欠ければできないことだ。正直、初めての海外生活に最初から慣れなかったから辛いことも少なくないし、住むところも辺鄙すぎて、現実的なコミュニケーションがあまりとれなかったから、時々耐えられない孤独に襲われた時ももちろんある。けれども、ただ僅かな言葉を交わしたネット友たちでも、いつ電話しても僕の話を聞いてくれた親友たちでも、皆のおかげで、孤独や辛いことに落ちぬ満足とも言える一年間が送られた。
皆さん、この一年間の伴い、誠にありがとうございました。
人々の繋がりは決して脆弱なものではなく、想像より強い固いものだと思う。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
(日本語まだ上手じゃないから、この文章は日本の小学生の作文のようなものになったかもしれない。それに、独り言ばかりだが、どうかご容赦いただきたい。)