【𝕏】アンケート集計結果発表!
■アンケートを行った経緯
今回のアンケートの目的は、『経済セミナー』の読者層をざっくりと把握することです。
きっかけは、依田高典先生にいただいた一言でした。
依田先生から「経済セミナーの購買者はどのような人々なのか? マーケティングに関するデータはあるのか?」という旨のご質問をいただいた際に、はっきりとお答えできず、もやもやした気持ちが残りました。
今まで会社や編集部としては「経済学を学ぶ大学生、ビジネスパーソンが経セミの主な読者層だろう」という想定をしていたのですが、実際にデータで把握していたわけではありませんでした。
主要な書店やAmazonにおける売上冊数などの営業データは把握しているのですが、「誰が購入しているのか」がわかる情報をとるのは難しく把握していませんでした。
そこで、𝕏のアンケート機能を使い補完的な情報を集めることにしました。
■アンケートの結果
このアンケートの概要は以下の通りです。
投票期間:2023年9月4日から7日間(設定できる最長の期限が7日間)
最終的な投票数は228票
選択肢は「学部生」「大学院生」「研究者(大学・研究機関)」「社会人・その他」の4つ(𝕏のアンケート機能における設置可能な選択肢数の上限が4つなのでこのようにしました)
アンケートの結果は上の画像のようになりました。
学部生がもっとも多いという結果になりましたが、全体的にはどの選択肢も同程度に票が集まっているように見えます。
また、各選択肢に該当する集団の規模を考慮する必要があります。
学部生や(大学研究者でない)社会人に該当する集団の規模は大学院生や研究者よりも大きいでしょう。SNSをやっているのも学部生のほうが多いと考えられます。
したがって、相対的に構成割合の低い大学院生や研究者に大きなウェイトがかかるとすれば、実際はアンケートの結果以上に大学院生や研究者の皆様に多く読んでいただいているのかもしれません。
【留意点】
※実際に各集団の構成割合のデータをとって逆数で重みづけて計算をしたわけではなく、ざっくりとした推論です。
※𝕏でのアンケートなので、自発的に答えた人の結果が反映されています。また、𝕏を使っていない人は調査の対象から落ちてしまいます。そのようなselectionがあることもご了承ください。
■おわりに
今回のアンケートは傾向をつかむために簡単に行ってみたにすぎないので、今後も読者の属性について多くのデータをとっていきたいと思います。
私自身、大学院生の時は経済セミナーの読者でした。
個人的には、記事の内容・レベル的に経済学系の大学院生にとって有益な情報が多いのではないかと思っています(もちろん、初学者・学部生向けのコンテンツも多く発信しています)。
今回のアンケートについて皆様からご意見・ご助言等いただけますと大変助かります。
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